「為体」の読み方を初めて知った

「為体」とは「ていたらく」と読む、と言いますか、「ていたらく」は「体たらく」や「為体」と書くのだということを、50歳で初めて知りました(^^)

元々は、「様子」とか、「ありさま」のことを意味するのだそうですが、現代では「好ましくない状態」や「ほめられない状態」を意味するようです。『為体の意味』

確かに「なんという為体!」とか「この為体は、なんだ!!」とか言いますよね(あんまり言わないかな)(^^)

ちなみに「為体」という感じは「えたい」と読むこともできて、「えたい」と読む場合には「真の姿や考え、本当のこと」という意味だそうです。

銀行を辞めて、中小企業の経営者と、この暑い平日の午後に、お話をしたりしている今の自分の姿は、見る人によっては「なんという為体!」と思う人もいるかもしれませんが(いないかな?(^-^))経営者の愚痴や不平不満に耳を傾けることは、事業改善の大切な入り口であることは間違いなく、経営者のかたに感謝されることも多いものです。

中小企業の経営者は少なからず悩みを抱えています。その悩み(課題)を呟いてもらい(抽出し)、悩みの解消(改善)のために何が出来るかを一緒に考えていきたいです。

さぁ、今日も頑張るぞ!と思っていたら、西の空にガッツポーズのような雲を見つけました(^^)

ガッツポーズのような雲

ひさびさのクラウドファンディング参加(応援側)

本日、私の地元(栃木)の中小企業診断士の方から、地元の地域おこしのクラウドファンディングの情報をいただきました。

こちらのプロジェクトです!

開いた時には達成率100%超えていた…汗。けど、微力&遅ればせながら参加させていただきました。

実は私、4年半前に中企庁のポータルサイト「ミラサポ」のコラムでクラウドファンディングのこと書いたことあるんです→4年半前の「ミラサポ」のコラム

4年半前ですからね…こんな手段があるんだっていう情報提供しかしていませんでした(恥ずかしい)…というか、まだあったんだこのコラム。

なんだか最近全然クラウドファンディングに注意を向けていなかったので、湘南地域のクラウドファンディングのページを覗いてみました。こちらを参照ください。→FAAVO湘南です!

全然見ていなかったのが分かります…気になっていた貸本屋さんはクラウドファンディングでの起業だったのか…。地域の情報に全然キャッチアップできていなくて若干情けないです…涙

今日、久しぶりにサイトを眺めてみて思ったことは、

その1:All-in方式(目標金額の達成有無にかかわらず、プロジェクトの終了時点で集まった金額が起案者に支払われる方式)、っていうのがあるんですね。すべてのプロジェクトが、目標額に達成しないと不成立になるのだとばかり思っていました(選べるのかな…)。しかし、目標額より大きく満たない場合は資金をうまく活用できるのだろうか…と若干の疑問が。

その2:みんなの目がシビアになってきている気が。クラウドファンディング成功のためには「話題性」と「社会性」(「地域性」)が必要だ~とよく言われますが、目標達成に必要なレベルが相当高くなっていると思います。そんじょそこらの話題性や社会性じゃ認めてもらえない感じ。地域性も、「○○初!」くらいの真新しさじゃ共感してもらえない感じします。適切な表現じゃないかもしれませんが、みんなの「地域に対する責任感」を刺激するような熱量が必要に感じました。

しかし、いろんなプロジェクトが全国各地にあるんですねぇ。現在の我が地元の湘南地域ももっともっと面白いプロジェクトが出てくることを待っています!

 

僕らは銀行のことを何も知らない

銀行を離れて、中小企業をサポートしていると、金融機関と借入の交渉、その準備をすることもたびたびあります。

だけれども、中小企業の経営者はみんなが銀行に勤めていたわけではないし(当たり前だけど)、言ってみれば「違う業界との取引」なわけですから、どのように借入を依頼すればいいかわからないわけです。

さらに、なんだか銀行というところは結構上からモノを言うし、担保提供していたりすると、何かの拍子で突然強制的に回収されたりするんでしょ、と思っている経営者も少なくないです。

銀行は、公共的な色合いは強いとはいえ、私企業ではあるので、その先には、利益追求があるわけです。なので、少し穿った見方をすると、中小企業のために見えて、多分に銀行の思惑に立った融資というものが多くなります。それが、担保ありきの融資だったり、保証付依存だったり・・・

平成31年3月で金融検査マニュアルは廃止されると言います。

中小企業からも、理解できる、相互理解のうえに与信業務が成り立つような、何と言いますか、そんな銀行なら、仮に借入が出来なくても、中小企業は納得し、事業改善に向けた道が見えるのではないかと思ったりもします。

なんだろう、銀行って、中小企業からはとても見えにくい、一部分しか見えない、昔とあまり変わっていない・・・そんな風に感じる業界なのかもしれませんね。

いい天気(^^)

特に、本文とは関係ないですが、いい天気(^^)

親族後継者への事業承継の難しさ、そして楽しさ

社長が父親、後継者が息子、或いは娘

(親族後継者への)「事業承継」って大変ですよね

後継者の経営力が乏しい場合・・・サポートを継続しながら「経営者育成」に努めていくのですが、このようなケースでは後継者は大抵「聞く耳を持たない」人です。自分の知識・経験に妙に自信を持ち、明るいイメージのビジネスモデル、戦略を声高に唱えます(^-^)

後継者の経営資質が優れている場合・・・過去から現状の社長(親)の経営を痛烈に否定、批判します。親子喧嘩の始まりです。コミュニケーションが取れているようで、取れていません。何か物事が判断・決定されているようで一向に決定されません(^-^)

親子間での「事業承継」は受ける側(子=後継者)が如何に「後継者」(子≠後継者)として経営を引き継ぐかによって円滑に為されるものです。親子関係を横に置き、事業の後継者という立場を認識し承継を進めましょう。親子喧嘩は会社の敷地を出てからやるようにしましょう(^-^)

経営者と後継者が目の前で喧嘩を始めることは少なくありませんが、それは経営者と後継者の喧嘩ではなく、親と子の喧嘩に見えます。そこは「子」が「子」ではなく「後継者」として対応すべきと考えます。

少なくとも、事業が現在まで継続しているのは現在の経営者(親)がいてこその事実です。どんなに負債が多かろうと、どんなに業況が悪かろうと、現在まで事業が継続しているのは経営者あっての事実ですので、後継者はまず経営者に対する「尊敬」が無ければなりません。「尊敬」をベースとして、その「責任」を受け止め、「覚悟」をもって「後継者」として承継に臨むべきと考えます。

事業の数だけ事業承継のかたちがあります。後継者がいることに感謝し、事業の安定継続のために円滑な承継をしていきたいですね(^-^)

夕陽

今夏の暑さに負けないように頑張りましょう(^-^)

事業を次のステージにステップアップ だろう運転・かもしれない運転

企業が事業を続けていく、さらに次のステージにステップアップするために最初に着手すべきことは、経営者が積極的に従業員と「対話」することです。10名以上の従業員を抱える企業では、従業員全員と話しても「対話」にはならないですから、リーダー的立場の従業員数名と「話し合う機会」を作りましょう(^^)

自動車免許の書替の際にビデオ講習などを受けると思いますが、そのなかに「~だろう運転はやめましょう」というのがあります。『だろう運転 かもしれない運転』

「だろう運転」から「かもしれない運転」へ。「だろう運転」は事故の元。

経営にも同じことが言えます。「だろう経営」から「かもしれない経営」へ。経営の場合は「かもしれない」と思えば、従業員との「対話」を通して事前確認が可能です。

「納期は間に合うだろう」「部材は調達するだろう」「資金は間に合うだろう」・・・

「だろう経営」から「かもしれない経営」に、今年の夏は動き出しても良いのかもしれませんね(^-^)

顔より太もも

クルマでの移動も多くなっているのですが、自分のクルマの前の、その前のトラックの背面いっぱいに次のような文字と画像が描かれていました

顔より太もも

前のクルマ越しに「顔より太もも」の文字だけが見えました。「なんだろう?」と思っていますと前のクルマが移動して全体が見えました(^^)

「なぁるほどぉ~、競輪(ガールズケイリン)の広告かぁ」

世の中に、同じ曲が無いように、言葉(キャッチコピー)の面白さも、まだまだあるんだなぁ~、と感心してしまいました(^^)

「売上が上がらない」と悩む経営者(また起業家)の方々の中には、価格を引き下げて集客しよう、売上を伸ばそう、とする方々も少なくありません。

しかしながら、価格を引き下げなくても、まだまだ集客する方法はたくさんあるはずです。そのためには、自社の「現状」や「実態」の把握が必要です。自社の良さ、強みを把握したうえで、まだ他社が着手していない「集客に繋げる策」がたくさんあるはずです。

「顔より太もも」(^^)

結構インパクト強かったです(^^)

5年振りの最高気温更新 暑かった

7月23日は、日中の最高気温について観測史上1位を更新した地域が全国で21か所もあったという、まさに猛暑日でした。そして5年振りに最高気温を更新し、41.1℃!! 危険な気温です(ウェザーニュース)

これでは、特にどこかに出掛けるまでもなく、どんどん顔が黒くなっていってしまします。

集中力も続かなくなりますし、多少我慢できずに投げやりになってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、一息つきながら、何事も丁寧に進めていかなければならないと、あらためて感じています。

それにしても、暑い

7/23空

統合型リゾート(IR)

先週末、IR法案が国会で可決されました。

統合型リゾート(IR)に関する意見は、わたくしが1年半前(!)にかなり熱くブログ(3部作)書いておりますので、一読いただければ幸いです。

その1 http://wisterias.co.jp/2017/02/03/

その2 http://wisterias.co.jp/2017/02/05/

その3 http://wisterias.co.jp/2017/02/09/

ニュースを見ていますと、IR法案は、可決された今でも、賛否両論が多いようです。依存症の問題も依然として議論の対象となっております。個人的には、テーブルゲーム(ブラックジャックやルーレットなど)を中心にしてマシン(スロットマシンなど)を少なめにしたらよいのではないかと思います。(公営ギャンブルやパチンコと違ってカジノ(テーブルゲーム)は客やディーラーとコミュニケーション取らないといけないので、少し敷居が高いのではないかと思います)

今時点で、北海道、大阪、和歌山、長崎の4道府県がIRの誘致に必要な区域整備計画を国に申請する方針とのことです。1年半前のブログでも書きましたが、地域の魅力があって初めてIRが経済効果を生むのです。単なる箱モノ誘致にならないよう、候補地の皆様は十分検討して頂きたいと思っております。

人としての力 (人間力)

コンサルタント、専門家、アドバイザーとして、中小企業に寄り添いながら経営改善支援、再生支援を実践して行く際には、「コミュニケーション」、「折衝」、「調整」など「人としての力」をフル活動させる場面が少なくありません。

ということで、「人としての力」をインプット&蓄積するために、時間があるときには、綺麗な景色を眺めたり、人気のあるお店に行ったり、事務所ベランダで朝顔を育てたり・・・しています(^-^)

あっ、まぁ、業務内の余白の時間を使っては、好き勝手なことをしている。その言い訳は、「人としての力」をインプット&蓄積するため、としています(^-^)

今日はちょこっと相模原に出掛けまして、ちょこっとかき氷を食べてみました。かき氷を食べようと考え、かき氷屋さんで、かき氷を食べるのは初めてかもしれません(^-^) 最高に美味しかったです(^^)

抹茶のかき氷 あんこ&アイスのせ

暑い日と言いますか、猛暑日が続きます。公立小中学校のエアコン設置率や、校外学習の是非、プール授業の見学方法、水筒を飲む際に教室か、校長室かなど、普段は蔑ろにされている問題も話題となっています。

ひとまずかき氷を食べて、熱中症にならないように注意します。

企業が変化するとき

従業員の皆さんとのミーティングや、リーダーミーティングなどに参加していると、「企業が変化するとき」を感じるときがあります。それがどんな時かを箇条書きにしてみますと

ミーティングが愚痴や不平不満を言い合うだけの場ではなくなる(=事象を言うだけではなく、その事象の発生要因と解決(改善)方法を提示、検討できる)

ミーティング自体の段取りが出来る

ミーティングで宿題を作る、次回のミーティングでその実践を検証する(PDCA)

何気なくミーティングをしていると、その内容が「言いっ放し」であることに気付くことが出来ると思います。「こんなことがありました」「それはあいつが悪いんだ」・・・思わず「それで?」と言いたくなるのは、単に井戸端会議化している証左です(^^)

今回のミーティングで宿題が出来て、次回のミーティングでその進捗を確認することが出来たら、企業は加速度的に変化し、成長をしていきます。

夕陽

夕陽に照らされる雲をジッとみる余裕も出来るはずです(^^)