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読書の秋①

電車での移動中に、本を読んだりします。しかしながら、弊社の活動範囲はほとんどが神奈川県内ですので、電車での移動時間はあまりありません。ということで新書が中心。

今読んでいるのはこれ↓

今読んでる本「グローバリズム以後」

フランスの人類学者の本です。2年前に買って積ん読していたものです…インタビュー形式になっていますが、難しい…

難しいながらも、フランス人から日本はどう見えているかということが感じることができます。

普段、国際情勢については、地政学的アプローチの本を読むことが多いのですが、今回の本の文化人類学的な意見も新鮮に思えたのかもしれません。

新書ですので、1時間半くらいで読み終わると思います(私は2週間くらいかかりましたが)。特に前半が読みごたえがあります。

皆さんも考えてみてください

先日、うちの家族が遭遇したアクシデントです。

休日のお昼に、近所のモールの超有名ファストフード(FF)店に行った時のこと。オーダーをキッチンに伝えるシステムが壊れたとのことで大混乱。1時間くらい待ったそうです。

システムは細かいことはわからないのですが、壊れてしまうと、レジでの入力内容が自動ではキッチンに伝わらず、オーダーごとのレシートのようなものが発行されるだけのようです。なおかつ、注文番号は連番ではなくランダムに発番されるので、オーダー順が分からなくなったようです。いつまでたっても商品が来ないお客様は相当イライラ…怒鳴り声も聞こえたとのこと…。

これは…問題解決の事例にぴったりな内容ですね。どうしたらよかったのか??

現場に出くわした家族は、ひとまず、新規オーダーをストップしたほうが良かったのではないか、と言っていました。騒然とする中でも次々新規オーダーは増えていったそうですので。

現場に出くわしていない私が思うには、オーダーレシートは発行されたわけですから、普通の紙注文のレストランと同じ状況ではあったわけですよね。普通のレストランは、取ったオーダーは端から整然と並べて次々と料理作っていくと思うので、このFFショップも端から並べていけばよかったのでは、とも思います。レジとキッチンの間に、システムに代わる司令塔(時間帯責任者の人)が必要ですけどね。システムが故障した時の対応をトレーニングしてなかったのかな?

みなさまもより良い対処法について考えてみてください。

話は変わりますが、先日行った中華屋さんで、常連さんらしき人が定食を注文したところ、おかみに「今日はタンメンにして!」と言われ、メニュー変更されてました。これもひとつの問題解決の方法なのかな、と(笑)

祝!3周年!

弊社、株式会社ウィステリアの創立記念日は10月20日です。本日で丸3年を迎えました。

3年前を振り返ると、杉本と法人を立ち上げる話は出ていたものの、互いに忙しくしていて延び延びになっていたのです。そんな時に急遽、とある支援先で経営改善計画策定支援事業(405事業)を2~3か月後からスタートさせる話になり、早く認定支援機関にならなければ(この申請もぼんやり延び延びになっていました)、それなら法人を作ったほうが手っ取り早い(個人事業主でも認定支援機関になれますが、法人なりの後に再申請しなければならない)、ということで、お日柄を見ることもなく10月20日が設立日になったのでした。

→経営改善計画策定支援事業についてはこちら参照ください

3年間で、支援先も増え、忙しくさせていただいております。弊社に声掛けしていただいている皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、中小企業支援のために突き進んでまいります!

知識の更新…どんなことでも大切ですね

先日、中小企業診断士の資格更新研修に行ってきました。(資格更新のためには年に1度研修を受けなければならないのです)

テーマは、知的財産権。弁理士さんや弁護士さんの分野という甘えもあって、当方あまり詳しくありません。

まず、知的財産権の概要の話で、実用新案権の期間は10年との説明があった際に、あれ、私のうっすらした記憶の中では、実用新案権って6年じゃなかったか…?

知財についてうす~く勉強したのは25年ほど前でしたので、そのあたりから時間が止まっているのだろうか、加えて、中小企業診断士の1次試験でも経営法務の科目がありますので、受験勉強時(約15年前)にも少しは勉強したつもりだったけど、忘却しているのだろうか…と焦りました。

調べてみたら、平成17年3月までは6年、それ以降は10年ということでした。診断士登録が平成16年ですので、受験勉強時は古い知識のままだったのだと、忘却しいるわかではない自分に少し一安心。

しかしながら、11年前の法改正を分かっていないのは、マズいですね。大きく反省しております。

創業セミナーにてキャリア棚卸の話をするときに「知識は蓄積するものではなく更新するもの」という話をするのですが、ブーメランのように自分に跳ね返ってきてしまいました(汗)

お化けになってでも…

日経新聞朝刊での「私の履歴書」、今は、すかいらーく創業者の横川竟さん。今までもありましたが、経営者の方の回は面白いとネットでも盛り上がっているようです。

日経「私の履歴書」全部読むには会員登録してください~

すかいらーくグループをここまで大きくした歴史を書いてくれているのですから、毎日手に汗握って読んでいます。大企業の経営者の回想録やインタビュー記事は、とにかく熱がすごいですよね~

先日、何気に読んだ「東洋経済」最新号。特集は金融機関の再生(金融機関による再生、ではなくて金融機関自身の再生…)ということで読み始めたのですが、最終頁「平成経済の証言」のスズキ(自動車メーカー)の鈴木会長のインタビューが載っていまして

「東洋経済」こちらもまた全部読むには登録…

鈴木会長の「ポスト平成の自動車業界を、願わくばお化けになってもいいからのぞいてみたい」ってセリフが、(なぜか2日ほどたってから)私の心に刺さりました!言葉が強いですよね~、情熱が半端ないです。

横川さんにも鈴木会長にも、業界の流れを作ってきた方の情熱と強さと深さを感じます(鈴木会長、体力年齢が実年齢マイナス25歳なんですって…!)

自分の仕事にも「強さと深さ」を持たせていきたいと改めて感じました。

今週は都内

今月は3連休が2週連続。うれしいことですが、平日が少なくなるとどうしても3連休に業務がはみ出てきてしまいます…

今週の私の仕事は、平日4日のうち、3日間が都内でした。弊社は神奈川県内の企業支援が主ですので、都内業務はめったになく、しかも3日連続はかなりレアです。

都内の仕事先の近所にある大使館。どこの国の大使館なのかは、写真内にヒントがふんだんにちりばめられています。

東海道線のグリーン車は朝7時を過ぎると込んできますので7時前のクリーン車に乗り込み、ほっとしていましたところ、ランドセルを背負った小学生が大船、横浜辺りから乗り込んできました。保護者と一緒の子もいれば、一人で乗ってきた子も。みんな恵比寿で降りていきました。登校に電車で毎日1時間…すごい…。

都内に何日か行ったくらいで疲れてる自分のことを少し反省してしまいました。

9月後半というのに

暑さ寒さも彼岸まで、といいますが、お彼岸前にして一気に涼しくなってきました。夏が酷暑だったものですから、「涼しい」と感じてしまうだけでしょうか。最高気温25度って、よく考えたらまだ夏日ですものね。

今年はかなりスロースターターだったの庭の朝顔が、今ピークを迎えております。

9月後半に満開の朝顔

 

暑さは少し和らいでいます

昨日、中小企業診断士の業界内の研究会に参加してきました。テーマはM&Aと、建設業の管理会計について。どちらも、弊社としてはど真ん中ストライクの課題を抱えていらっしゃる顧問先がございますので、完全に実務目線での参加となりました。

そのあとの懇親会は、山下町マリンタワー下でのガーデンバーベキュー。お肉が柔らかくておいしかったです。URL↓こちらです。

マリンタワーバーベキュー食べ飲み放題9月末までです。

9月になって少し暑さが和らいできたから野外バーベキューできるようになりましたよね。弊社も時折事務所にてベランダバーベキューを行っていました(時折、コンサルタント仲間と一緒に情報交換会&懇親会を行ったりしています)が、猛暑時期は自粛。

そろそろ、ベランダバーベキュー再開できそうです(11月末くらいまででしょうか)

事務所ランチ(猛暑前)
事務所ベランダバーベキュー(猛暑前)

創業セミナー in逗子

本日は公的機関の仕事ですが、逗子にて創業セミナーを担当してきました。

こちらのセミナーです→逗子創業セミナー

土曜午前×4日間のリレーセミナーとなっています。なんと、40名近くの参加者がありました。毎年逗子の創業熱はすごいと感じておりますが、今年もすごかったです。

参加者の中に、70代(80代かも)と思われる女性が2名いらっしゃいました。宿題のワークシートには書き込みがびっしり。ディスカッションにも積極的に参加されていました。

前向きで情熱的で好奇心旺盛。かっこいい…感動でした。

できるだけ税金を抑えたい気持ち

弊社は6月末が決算時期でして、今月が決算申告月です。先日無事に申告&納税を終えました。

私がまだ経営者の心構えができていないのかもしれません(笑)が、納税をする際に少しもやもやとした感情が…「あの件に経費を使っていたらもう少し税金が少なかったのかも…PCも買い換えとけば良かったか(PCなどでは大した出費にもならないと思いますが)…」みたいなもやもやです。

自社の損益状況を決算前に把握し、必要な投資(設備投資や宣伝への投資、人材育成など)にお金をかける(結果として節税につながる)ということは良いことと思います。私のように税金をなるべく抑えたい意識ばかりというのは、ダメダメな意識ですが。

会計事務所時代に、「節税のために○○を買うことにする(この○○が、あまり効果的でない出費だったりする)」などと企業に言われた際に、「必要な投資かどうかよく吟味してください!利益で残して税金払った方が、半分以上は手元に現金が残るんですよ!」と説明していました。いざ自分が経営者の端くれになった時に、当時の経営者様と同じような心理になるのだなあと自分自身で苦笑です。

内部留保を溜めるのも、(資金調達によらずに)手元資金を潤沢にして資金繰りを楽にするにも、利益を出すこと(≒キャッシュを出すこと)が必要ですし、そのためには税引前利益を黒字にしてきちんと納税していかないといけないわけです。これが企業経営の良い循環なわけですから。

「納税は社会への貢献である」と前向きな意識を持ちながら良い循環を加速していけるように私も考えを改めていきたいと感じました。