経験のある話

先日、あるお医者さんが、飛行機の中で急病人の対応をしたというブログを読みました。飛行機の中には十分な医療機器は無い。CTやレントゲンなどはもちろん、自動血圧測定器などもない。昔よく見たシューシューと空気を送り込むと、水銀がメモリの中を上がったり下がったりする血圧計はあったようですが・・・まぁ、その程度しかない状況。

たまたま、そのお医者さんは救急病棟の経験があったり、シューシューと空気を送り込む血圧計を扱ったことがあったため、急病人の症状を判断することが出来たそうです。

このブログを見て、思ったのですが、いま何事も自動化、省力化、パッケージ化?されていて、ローテクな作業って無くなっていますよね。もう20代なんて黒電話の掛け方を知らないばかりか、公衆電話の使い方も知らないそうですよね。テレビ番組で「117と掛けると時報が聞ける」ということを放送したら、若い人たちが「ほんとかよ」って117を掛けまくって、回線がパンクした、なんて話もあったようです。

若い頃は、自動車のフォグランプつけたり、プラグ替えたり、エアフィルター交換したり等々、やったことあるなぁなんて思う40代以上の男性も多いかと思いますが、いまはボンネットあけても、みんなカバーの中で、容易に触れるものはないし、調子悪くなると部品まるごと単に交換なんてことがよくあるそうです。

中小企業のお医者さんであるコンサルタントにも言えることですよ。細かな実績数値をひとつずつ入力し、データ化することで気づくこともあれば、従業員一人一人の話を聞いて知ることもあります。

手間をかけていても、いなくても、出てくる結果は同じかもしれませんが、いざというときに適切なサポートができるかどうかは、様々な経験があるか無いかは、大きなことなのかもしれません。目の前に公衆電話があるのに、スマホを持ってないから電話が出来ない、なんてことが無いようにしたいです。

 

台風21号に備えを

いままさに、台風21号が本州に近付いている状況にあります。

台風21号の10月22日時点の情報

先週から、お天気はずっと崩れたままで、最後に今週末のとどめのような台風です。様々なイベントが中止や延期となり、中小企業も少なからず影響を受けています。

外的な要因が、事業に打撃を受けることは多くあります。一方で外的な要因が、事業の好結果に結び付くこともあります。

日々、内部環境を整えることに注力し、外部要因であるリスクを最小限に抑えること、チャンスを最大限に活かすことを考えておかなければなりません。

居続ける台風は無く、来週は火曜日以降はお天気も安定しそうです。事業環境も同じです。「止まない雨は無い」という気持ちと、少し遠くを見つめる経営の眼を持ち、リスクを最小限に抑え、チャンスを最大限に活かせるように、備えを怠らずにいきましょう。

いまを嘆いているばかりでは、前には進めません。

セミナーの秋…

投稿がずいぶんご無沙汰になってます…。

弊社、セミナーの企画運営も行っていまして、9月~10月はセミナー(企画運営、ときどき登壇)ラッシュでした。

9月27日 Webマーケの基本(松本先生)
9月29日 神奈川の農産物活用(高橋先生)
10月4日 営業活動の基本(染谷先生)
10月10日 商品開発セミナー(上田先生)

10月11日 財務セミナー(弊社杉本:写真忘れました…)

10月25日は、わたくしも久々登壇いたします。

いいセミナーを企画運営したい、と思いますと、いろいろ大変なこともあるのですが、こうして先生たちの話を聞くと、勉強になると同時にテンション上がります(よかった~、という安堵感でしょうか)。

地域を盛り上げましょう

神奈川県湯河原町でセミナーを行なう機会に恵まれました。どこの地域でセミナーや企業支援を行なうにしても、地域を盛り上げていきたい気持ちに駆られます(^-^)

湯河原町は観光資源に恵まれていますし、町のネームバリューも高いと思います。加えて若い経営者、後継者も多く、地域を盛り上げる土壌はあると思っています。

そのうえでのポイントは、方針・方向性を明確に打ち出すこと、そして十分な準備期間をもって、広く周知してもらうことだと思います。

セミナー終りに湯河原駅へ。湯河原駅はつい最近駅前の改修が完了し、「手湯」が登場しています。

湯河原駅前の手湯

これがまた、本当に気持ちいいんです(^^)

手湯に手をつけながら「ああぁ~、何か地域の方々の役に立てることは無いかなぁ~」と呟く初秋の夜でした(^^)

大型ブロアー車ってご存知ですか?

藤沢の街中を歩いていますと不思議な消防車に遭遇!!車体には「大型ブロアー車」と書かれています。個人的にFacebookにアップして聞いてみたところ、なんでも藤沢市が独自導入した車体で後ろの大型ファンで煙や可燃性の気体を飛ばしたり、ホースを繋げてミスト状に散水することが出来る消防車だそうです。

大型ブロアー車1
大型ブロアー車2

あちこちの中小企業にお伺いしていると、たまにこんな不思議な景色?に遭遇します。