カテゴリー別アーカイブ: イベント

祝!3周年!

弊社、株式会社ウィステリアの創立記念日は10月20日です。本日で丸3年を迎えました。

3年前を振り返ると、杉本と法人を立ち上げる話は出ていたものの、互いに忙しくしていて延び延びになっていたのです。そんな時に急遽、とある支援先で経営改善計画策定支援事業(405事業)を2~3か月後からスタートさせる話になり、早く認定支援機関にならなければ(この申請もぼんやり延び延びになっていました)、それなら法人を作ったほうが手っ取り早い(個人事業主でも認定支援機関になれますが、法人なりの後に再申請しなければならない)、ということで、お日柄を見ることもなく10月20日が設立日になったのでした。

→経営改善計画策定支援事業についてはこちら参照ください

3年間で、支援先も増え、忙しくさせていただいております。弊社に声掛けしていただいている皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、中小企業支援のために突き進んでまいります!

統合型リゾート(IR)

先週末、IR法案が国会で可決されました。

統合型リゾート(IR)に関する意見は、わたくしが1年半前(!)にかなり熱くブログ(3部作)書いておりますので、一読いただければ幸いです。

その1 http://wisterias.co.jp/2017/02/03/

その2 http://wisterias.co.jp/2017/02/05/

その3 http://wisterias.co.jp/2017/02/09/

ニュースを見ていますと、IR法案は、可決された今でも、賛否両論が多いようです。依存症の問題も依然として議論の対象となっております。個人的には、テーブルゲーム(ブラックジャックやルーレットなど)を中心にしてマシン(スロットマシンなど)を少なめにしたらよいのではないかと思います。(公営ギャンブルやパチンコと違ってカジノ(テーブルゲーム)は客やディーラーとコミュニケーション取らないといけないので、少し敷居が高いのではないかと思います)

今時点で、北海道、大阪、和歌山、長崎の4道府県がIRの誘致に必要な区域整備計画を国に申請する方針とのことです。1年半前のブログでも書きましたが、地域の魅力があって初めてIRが経済効果を生むのです。単なる箱モノ誘致にならないよう、候補地の皆様は十分検討して頂きたいと思っております。

「待つ」のも大事

我が家の小学生2名が、先日、鎌倉高校ソフトボール教室に参加してきました。鎌倉高校ソフト部では、地域貢献の一環として小学生対象に月1回程度開催してくれているのです。ソフト部の皆さん、来週には地区大会があるというのに、大勢の小学生のために時間を割いてくださって、本当に頭が下がります。地区大会ぜひとも勝ち上がってほしいなぁ。

私たちの子供のころなら、放課後に空き地で野球して遊ぶ、なんてことは男の子ならだれでも経験することですが、現代のお子さんはそうもいかないですね。野球チームに入らない限り、投げることも打つこともままならないお子さんが多いように感じます。

そんな完全未経験者に対しても、ソフトボール部の部員の皆さんが、とにかく優しく優しく指導してくれます!お姉さんたちにいっぱいいっぱいほめてもらって、我が家の小学生も大喜びでした。

その間、保護者は見学しているわけですが、見ているとやれ投げ方だ打ち方だと口をはさみたくなってしまいます(-_-)。しかし、口をはさんではだめだと、習いたての小学生に早々と結果を意識させるのは良くないと、以前聞いた「保護者の心得」を肝に銘じて黙っていましたところ、のびのびといいボールを投げたり打ったりできるようになっていたような気がします(身内びいきがずいぶん入っておりますが)。

「待つ」重要性を感じた1日でした。人材育成の場でも同じですよね。

今年度のソフト教室が終わるころには、どれくらい上手くなってるのか楽しみになってきました(身内びいきがずいぶん入っておりますが)(*^^)v

集客!業務効率!小さな会社・お店のためのIT活用術

11月28日(火)足柄上商工会においてセミナーを開催します。今回は、講師として小菅康浩先生をお招きして、『小さな会社・お店のためのIT活用術』と題してお送りいたします。

日々進化していくIT。スマートフォン、クラウドサービス等、様々なITツールが登場してきました。本セミナーでは、無料から使え、集客・業務効率に役立つITツールを厳選してお伝えします。また、小さな会社・お店だから出来る効果的なIT活用術を、丁寧に分かりやすくお伝えします。

小菅先生のセミナー

皆さん!!よろしくお願い致します!!(^-^)

毎年恒例のサテライトにて業務

お盆休みの間、高知に帰省していました。完全手ぶらで行きたいのですがどうしても一つ二つ仕事をもっていってしまう…滞在していた場所が標高が500メートルほどで、朝晩が非常に涼しく過ごしやすいので、仕事がなぜかはかどります。昼間は家族と海に山に。

この辺りにいました
四万十川(上流の方です)

平地に下りると、さすが南国高知、すでに稲刈りされています

カードレールにはせがけ…

南国ゆえにコメの二期作(1年に2回作る)も盛んなのですが、今年はあまり二期作しているところ見かけませんでした。そこまでコメ作るほどの需要がないのでしょうか…

稲刈りと田植えが同時に見られるのも南国ならでは

15年近く行っているのに一度も行っていなかった場所があったので、今年ことはと行ってみました。

津野町貝の川地区
梼原町千枚田(実際には250枚ほどのようです)

棚田です。この辺りは平地が少なく、茶畑が多いのですが、時折昔ながらの棚田が残っているのです。

コルディリェーラ(フィリピン)の棚田やウブド(バリ島)のライステラスに行ってみたいな~と常々思ってガイド本をながめたりしているのですが、身近にこんなに素敵な風景があったなんて…しばし見入る&写真タイム。きれいに写せる角度、というものがあるようですね。時間帯(太陽の角度)によっても見え方が変わりそう。稲刈りの季節はまた違う風景になりそうです。

1枚当たりの面積が小さいため、田植えも稲刈りも手作業によることが多く、張り巡らされた水路の管理など、通常の大きな水田より手間がかかることが多いそうです。高知では、ショウガの栽培が昔から盛んですが、今の健康志向・ショウガブームを受け、ショウガ栽培に切り替える農家さんが増えています。茶畑や棚田の一部も、ショウガ畑になっていました。確かに、神奈川のスーパーには、ショウガは高知産しか売っていませんね。

きれいな棚田を残そうと有志で様々な活動をしているという話も聞きました。棚田オーナー制度もあり、美しい風景を守るために我々が取り組めることも多そうです。

http://www.town.yusuhara.kochi.jp/kanko/taiken/entry-721.html

「都会の人は森や林や水の流れなんか見て、すぐ自然だ自然だってありがたがるでしょ。でも、山奥はともかく、田舎の景色ってやつはみんな人間が作ったものなんですよ」(トシオさん「おもひでぽろぽろ」)

 

 

緑に癒される日々…

夏ですね!弊社事務所は緑化を進めていまして、事務所に来たらまずは水やりの日々です。

朝顔は毎日50個近い花を咲かせてます
ゴーヤもなっています
そろそろ収穫時期
収穫のたびにパクチーの香りが

弊社、数か月に1度、コンサルタントの皆様をご招待して、意見交換会(飲み会)を開催しておりまして、先週末は久しぶりの開催でした。ベランダでビール&バーベキューからスタートして日が暮れたら室内へ。

今回は、パクチーが育っていましたので、パクチージンジャーハイボールをみんなで飲みました。

ウィスキー、パクチー、おろしショウガ少々に、ジンジャーエール注ぎます

気のせいでしょうか…悪酔いしません!実はこの日、仕事でストレスがかかる事項がございまして、「これは早く酔うかも…」と思っていたのですが、悪酔いせず、翌日もスッキリでした。パクチーはビールに入れてもおいしかったです。だまされたと思って皆様お試しください。

実は、パクチーの根を焼酎に漬けたパクチー酒なるものも作ってあるのですが…デビューは次回とします。

正月旅行と、カジノ(その3)

いい加減このくらいにしておきます。今回で最後です。
日本でIR施設・カジノを開く場合について意見したいと思います。

【パターン1】ギャンブル目的(+羽伸ばし)の人を狙う
これは、結構ニーズあると思います。
インバウンド(近隣アジア諸国のやや富裕層以上)も来るでしょうし、日本人(今は韓国などに行っている方々)が来ると思います。この場合、アミューズメント施設としての魅力、というよりは、羽伸ばし要素(ゴルフ場とか歓楽街とか)が大事なのかな。
立地は(具体的地名は避けますが)南の温かい地域で近くに空港があるところ、がいいかなと私は思います。リゾート施設の再利用、という必要性もあるでしょうし…。

結構ニーズありますが、物議を醸しだしそうですね…
依存症対策が!など。

話それますが、依存症対策としては、やはりギャンブル要素を押さえるのが一番だと思います。賭金をラスベガス並みに低くしてアミューズメントカジノみたいにする。
あと、バランス方式をやめる、など。
※バカラのような丁半バクチ系は、丁と半に賭ける人がいて初めてゲームスタートとなります
(時代劇で「丁半揃いました!」って言って始めてますよね。)この場合、丁と半の賭金の差額が一定の範囲内(バランス)におさまれば、ゲームスタートになるのです。なので、相手がたくさん賭けてくれる限り、賭け金に上限がありません)
しかし、バランス方式をやめるのは、運営側のリスクを高めることになりますので…
と考えると、バカラなど丁半バクチ系をやらない、ポーカーなどチップ上載せ可能なゲームもやらない、というのも一案です。
しかしそれでは、パターン1のニーズには応えられない、と…。
アミューズメントカジノは、要するにゲームセンターですから
通常の商業施設の集客課題と同じになるわけです。

【パターン2】広域からのインバウンド狙う
前回のラスベガスの話でも書きましたが、カジノ含めたIR施設でインバウンド増加させる、という考えは捨てたほうがいいと思います…カジノ云々、IR施設云々ではなく、旅行地としての魅力があるかどうかが先かと。
旅行地としての魅力が十分にあった上で、プラス要素でIR施設・カジノがあれば多少消費額は増えると思います。
と考えますと、今だって十分にいろいろと商業施設ありますので、なぜ今現在はインバウンド集客できていないのか、という検証を十分にしないと、IR施設作っても同じことですね。

 
カジノがビジネスチャンスだ、とか、儲かるとか、あまり考えない方がいいのになぁと思います。ということで、私の希望は、

【パターン3】小型でいいから品のある社交場を各地に
カジノ発祥のヨーロッパみたいな感じでしょうか…囲碁センター、将棋会館みたいなイメージかも。
IR施設じゃなくていいので、小型のカジノがあってもいいのではと思います。賭け金も少額で。インバウンド狙い、とかではなくて日本人向けです。
ポーカーとか、ブラックジャックとか、ルーレットとか、
普通にゲームとして楽しいので、たしなみとして日本に浸透したらいいのにと思います。そして、パチンコ・スロットが趣味の方々に、少しカジノもやってもらうといいかなと。人との駆け引きがあるゲームって楽しいですよね。
(個人的には、ブラックジャック好きです。あと、13枚ポーカー(十三張)、大好きです。)

以上で、3部作終わります(笑)
弊社に調査依頼してくれる自治体、ないでしょうかね…
現地調査を中心に、調査頑張るのに…

しかし、なぜ普段のブログもここまで書かないのか…

正月報告と、カジノ(その2)

シンガポールで通りかかりましたカジノ

シンガポール、マリーナベイサンズにあるカジノ

今回は行きませんでしたが、カジノ自体は、そうとう昔を振り返ると
ラスベガス、リノ、ラフリン(アメリカ)、ソウルで、カジノ行ったことありました(笑)
そのあたりの経験を思い出しながら昨今のIR議論に意見してみたいと思います。
(推測も含んでおり裏付けも甘いですが、一意見としてさらっと聞き流していただければ幸いです。)

IR議論のためにいろいろな自治体で調査しているのですね。

【参考】東京都の調査報告書

総じての結論としては、メリットがあるということなのでしょうか。
もう少し細かく分けて分析したほうがいいと思ったりもします。

【海外のカジノに関してのコメント】完全主観ですので…
・ラスベガス…
総合アミューズメントシティとしての魅力が評価されてますし、日本もラスベガスみたいにカジノ以外の施設全体の魅力を高めないと、と盛んに言われていますが、
自分の経験を振り返ると、まず、飛行機に乗って8時間「行く」ということ自体がラスベガス訪問動機となっていました。
訪問動機となりうる「程よい距離感」があったのがポイントかと。
加えて、アミューズメントシティとしてのショー・絶叫マシンなど、郊外で楽しめるシューティング(実弾射撃)、セスナフライト体験、気球など…
そして街から出て荒涼とした砂漠を少し走ると見える「ルート66」などのノスタルジックな風景…そしてロサンゼルスに(割と)近い、この辺りが主要な動機だったと思います。
これに加えての「カジノ」、という位置づけなのかな、と。つまり、
『はるばる行くこと自体+街全体(近隣市含む)の魅力+カジノ』がラスベガスの魅力なのではないかと思います。
総合アミューズメントシティとして優れている、というだけでラスベガスに行こう、と思う人は少数派だと思うのです。
(ブロードウェイで観劇したいからニューヨークに旅行しよう、というのが、なかなかのハードルの高さなのと同じ感じかなと)
アメリカの他都市やオーストラリアでのカジノ利用動機も似ているのではないかと推測します。

・シンガポール・その他東南アジア…
シンガポールには統合型リゾート(IR)として2つの施設(マリーナベイサンズ、セントーサ島)があり、ホテル・シネコン・ショッピングモールなどに加えてカジノがあるわけですがカジノとこれらは利用客層が違うのではないか、という疑問があります。
※ちなみに、わたくしの正月旅行ですが、マリーナベイサンズもセントーサ島(IR内にユニバーサルスタジオがある)もどちらも行きましたが、カジノ行きませんでした。家族旅行ですから…。家族旅行じゃなくても、女友達との旅行でも行かなかったと思います。
では、カジノ行く人のそれ以外の目的って何だろう、と推測しますと、日本からの旅行者ですと、
例えばゴルフを楽しむなど「のんびりリゾート羽伸ばし系」や「加えて歓楽街で羽伸ばし系(オブラートで包んだ表現ですが)」などがあるのかな、と。
ということで、常夏である・娯楽がある、などの「リゾート力」が強いことが成功したポイントなのかと思います。
(補足ですが、シンガポールはオセアニア地域から近いので、オセアニア地域からのリゾート滞在の家族連れもいると思われます。これには、リゾート力に加えてアクセスの良さ(シンガポールのチャンギ空港はハブ空港として優れている)もポイントなのかと)

・韓国…
IR型ではなく、ホテル内にカジノ併設という作りが多いように思います。
韓国へのカジノ利用者の動機も、「羽伸ばし系」は多いだろうと思われます。日本含む近隣の東アジア諸国からは、羽伸ばし系に加えて、「カジノ単独が目的」も多そうですね。
(東京都の報告書では、日本人の韓国カジノ利用者が年間80万人もいるとのこと)
ということで、他地域よりもギャンブルニーズが高いのかなと思います。
滞在時のゲーム予算が、ラスベガスは約5万円、韓国が約7万円ということですし、アジアは欧米に比べてスロットマシンよりもテーブルゲーム(特にバカラ)の割合が多いというのも、1ゲーム(テーブル)の賭金もラスベガスは通常5ドル(600円)~安いところで1ドル~ですが、韓国は2万ウォン(2,000円)~が多かったように思いますし、それもこれも、ギャンブルニーズの高さを思えば納得です。

いつになく長いブログですね…
次回は、日本でカジノやる場合のうまくいく可能性について意見したいと思います。
(3部作で書くことが決定しました)

正月報告と、カジノ(その1)

本年、はじめてのブログとなります・・・・

正月(旧正月じゃないです、日本の正月です。報告が遅すぎますね…)、会社の業務を杉本にお任せして、シンガポール(+少しマレーシア)に行っておりました。

あまり見ませんね。マリーナベイサンズの縦方向。
あまり見ませんね。マリーナベイサンズの縦方向。
ここからみると宇宙戦艦ヤマト風…迫力あります。
8階建てくらいある屋内植物園…近未来な感じ
8階建てくらいある屋内植物園…近未来な感じ
高級ブランドもファストファッション系も、服も雑貨も、赤の比率が高かったです。
高級ブランドもファストファッション系も、服も雑貨も、赤の比率が高かったです。
チャイナタウン 後ろの建物不思議な形してますね。不思議な形や派手な色のビル多かったです。風水の影響だとか。
チャイナタウン
後ろの建物不思議な形してますね。不思議な形や派手な色のビル多かったです。風水の影響だとか。
マレーシアに入った途端雰囲気変わります
マレーシアに入った途端、雰囲気変わります
マレーシアのパン屋さん、地元で大人気とのこと。薪窯で焼いてます。 ものすごくおいしい
マレーシアのパン屋さん、地元で大人気とのこと。薪窯で焼いてます。ものすごくおいしい。

シンガポールは旅行しやすい国だと感じました。食事もすべておいしかったですし。今回の旅で、初めて陸路での国境越えという経験をしました。シンガポール→マレーシアはすんなりでしたが、マレーシア→シンガポールは時間がかかるなど、なかなか考えさせられることもございました。

マリーナベイサンズ周辺を歩いていましたら、

高級感あふれるカジノ

カジノ、ありました。今回は子連れ旅行ですので、当然、入りませんでしたが(^^)

現在、日本でも議論が盛んなIR法案、カジノについては、当方少し思うところもございますので、続きは後日の投稿「その2」で述べたいと思います。その2はいつになるのか、少々自信がありません…