カテゴリー別アーカイブ: 業務日記

オリオン座流星群

今宵はオリオン座流星群がよく見える日だそうです。前後数日間も見えなくはないそうですが・・・。オリオン座流星群は太陽から640光年離れているそうで・・・今宵見える流星群も今から640年前の流星の光だそうです。なんかとても不思議ですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00010000-sorae_jp-sctch

640年前は西暦1376年。日本は室町時代あたりだそうです。(^-^)

おかげさまで、忙しく日々を過ごしていますが、帰り道に夜空でも見上げてみましょうか。東の空のほうだそうです。

選手を悪く言っちゃダメでしょ

ちょっと厳しい話をしますね。

スポーツの世界では・・・試合に勝っても負けても、選手のことを悪く言う指導者は・・・指導者の資格無しだと言われているそうです。

経営者も、例えば自分の後継者たる子息のことを、第三者に悪く言うのは・・・ちょっとどうかと思いますし、特定の社員の名を出して「センスが無い」とか、「レベルが低い」と言うのも・・・ちょっとどうかと思います。

なぜなら、そのような話を聞いた第三者は、「人を育てることが出来ない経営者なのかなぁ」と感じるはずです。或いは、「社内に、育成の空気感が無いのかなぁ」と感じるはずです。直接的に申し上げると「経営者の経営能力不足」と判断しかねません。

10匹の蟻の例え話もありますが、大企業にもなると「使えないやつは他部署に飛ばせ」という上司もいるようです。でも、経営資源が決して多くはないのが中小企業です。

人を如何に育て、如何に最大限のパフォーマンスを導き出すか!そこに経営の醍醐味のひとつがあるのではないかなぁ~、と思います。

朝からぶらぶらしながら、そんなことを考えていました。

高村光太郎の記念碑「正直 親切」 新幹線とブルートレインのレリーフ
高村光太郎の記念碑「正直 親切」 新幹線とブルートレインのレリーフ

 

親子経営は確かに悩ましいですね

親子経営についての本を先日読み終えたばかりなんですが、気が付けば先週から今週にかけてお伺いした中小企業は、親子経営の中小企業ばかりでした。

社長である親と、役職があったりなかったりですが同じ会社で業務に従事する息子さん。皆さん同じような雰囲気でした。

息子さん

① 自分なりに数字での分析を行なっている

② 利益の出ていない部分は除去したい

③ 事業が進むべき軸を絞りたい

社長

① 数字だけでは語れない経緯がある

② 利益を求めて、信用を損なうリスクを負いたくない

③ これまでの事業を踏襲して、より強固にしたい

傍から、親子の意見を見聞きしていると、同じことを言っているけれども、そもそも意見を噛みあわせようとしていないのかなぁ、と感じることもあるほどです。また、共通して言われるのは「第三者がいないと喧嘩になる」ということです。とても楽しいです。ちなみに、そのくらいの関係でないと事業は改善しません。それ以上でもダメですが・・・。

「お前はわかっていない」と社長が言えば、「わかってないのはそっちだろ」と言い返す感じです。どうすればいいのか・・・それは、「親子」とすれば「子」のほうが柔軟に対応することから始まります。「子」は、「親」が納得する、或いは一定の理解を得るまで、切り口を変えながら説明を繰り返すことです。説明を繰り返すこと(オートクライン)で、自分自身を見つめることにもなるし、客観的な要素も加わります。「気づき」が起きます。したがって、経営判断が、より研ぎ澄まされます。

親子だからこそ、正面切ってぶつかっても弾きあって相容れないものです。しかしながら一旦並んで前を向けば、その時の強さは親子ならではのものが発揮できるはずです。

それにしても・・・楽しかったです。目の前ではじまる話し合い(言い合い?)を、あちこちでじっくりと聞かせていただきました。学ぶべきことがたくさんあります。

弊社事務所からの青空
弊社事務所からの青空

金融調整(金融機関間調整)

昨日、コンサルタントの方々向けに「金融調整」について、お話しさせていただく機会を頂きました。「金融調整」とは、企業支援のなかで銀行からの金融支援(融資条件)を調整すること、と言えるでしょうか。

支援協の資料で説明
支援協の資料で説明

銀行に勤めていた経験を踏まえて、銀行の基本的な考えと、独立してからの視点と、両側の視点から感じたことをお話ししてみました。

痩せなければ・・・
痩せなければ・・・

金融調整は「目的」ではありません。本業の改善と事業継続性の確保のために金融調整があるわけで・・・。中小企業の実態を把握し、経営者とともに課題を抽出し、改善に向けた改善施策を立案し、如何に実行していくかが大事なわけです。

てことは、やはり経営者とサポートする側のコミュニケーションがキーになるわけです。

やっぱり痩せなきゃ・・・
やっぱり痩せなきゃ・・・

頑張るぞぉ~、と思っていると・・・きれいな夕陽に遭遇!!

富士山も見えますね
富士山も見えますね

当たり前なことに、小さなことにも気づいて感動していきながら、中小企業の皆さんのお役に立てるように頑張りましょう!!

 

創業者向けセミナー@足柄上商工会

昨日は、足柄上商工会にて、創業セミナーがありました。足柄上商工会の創業セミナー、先週と今週の2週連続で開催しておりまして、先週は弊社杉本が担当。

杉本セミナー
杉本の事業計画策定セミナー

昨日の第1部は中小企業診断士の津山先生による新規顧客の作り方。津山先生、はるばるお越しくださいましてありがとうございました!

津山先生のセミナー
津山先生のセミナー

 

お話を聞いているうちに、弊社ももっと営業せねば!という気持ちにさせられました。セミナー冒頭に、自社の営業の現状を振り返る、というパートがあり、そこで「昭和の営業」であることが判明した㈱ウィステリア…営業効率を上げるための方法を論理的に学びましたので、弊社もこれからは昭和の営業から脱却できることでしょう!

 

第2部では、わたくしが財務のお話をしました。

藤村の財務セミナー
藤村の財務セミナー

普段、創業者向け財務セミナーでは、経理の話と決算書の話をするのですが、昨日はそれに加えて資金繰りの話をしてみました。短時間でお話ししたのでちょっと乱暴な言いっぷりでしたが、資金繰り管理は四の五の言わずに取り組んだ方がいいと思うのでかなり簡略化しつつも実践的なお話をしました。昨日は、創業者だけでなくて創業して10年くらい経っている人や老舗企業の2代目なども参加していたので、すぐに実践くれるといいなぁ、と思っています。

中小企業の経営者に求めるもの

中小企業の経営者に求めるものとして、同時に創業者の方々に求めるものとして、「想い」というものを、ことあるごとにお伝えさせて頂いております。

ある金融機関の担当者の方とお話しする機会があり、「想い」とは別に中小企業の経営者の方々に求めるもの、必須なものとして「器」という話がありました。

「器(うつわ)」ってなんだよ!!って言いますと、「器量」ですね。際限のない、広く大きな「器量」ですね。経営者の「想い」があって、「器量」の広く大きな経営者により、事業は拡大し、或いは安定的に維持・継続していくものです。

「器量」とは、①ある事をするのにふさわしい能力や人徳。「指導者としての―に乏しい」。 ② その人の才徳に対して世間が与える評価。面目。多く、男性についていう。という意味があるそうです。これまた経営者の方々の腑に落ちるように説明し、納得して頂けるようにするには、なかなか難しそうです。

「あーーーー、あーーーー、社長ぉーーー」と言うことが少なくなるように、じっくりとお伝えしていきたいですね。

 

結果主義から過程主義に

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10月なのに・・・今朝もまだ咲いています朝顔!

最近、世の中の流れが「結果主義」から「過程主義」に移行しつつあると感じています。中小企業の経営者の方々にお会いすると、ほとんどの方が「結果主義」です。悪いことではありません。世の中が成長基調にあるときには「結果主義」は企業を前に向かせます。

でも、「平成」に入ってからは・・・リーマンショック、東日本大震災などを経て、様々な場面で、ゆっくりと「本質」に向き始めています。売上が上がれば、利益が上がれば、それでいいのか。事業継続性の維持のために求めるものは結果主義か。

各メーカーにしても、金融業界にしても、中小企業にしても、結果主義から過程主義にとは、随分前から皆が口にしていたことだと思います。それが最近は目に見える形で動き始めています。

先日、創業者の方と話す機会がありましたが、やはり結果として見えるものを組み立てるよりも、その結果を導き出すために、如何に足元を見つめて起業することが出来るかが大きい、と言っていました。

結果主義から過程主義。口で言うのはたやすいですが、評価方法、検証方法や、管理方法など、かたちを作っていくことは容易いことではありません。

経営者の方々とともに、一緒に頑張っていく、やりがいのある時期になってきたのかもしれません。

10月14日 創業・新事業進出フォーラム@藤沢

10月14日に藤沢商工会館(ミナパーク)にて、創業新事業進出フォーラムが開かれます。今年は、女性経営者をテーマに、2名の女性経営者の講演の後、フリートークが行われます。

http://www.s-cns.com/start-forum/index.html

わたくし、フリートークのモデレーターをさせていただきます。

本日、顔合わせと打ち合わせを行いました。創業の経緯、顧客開拓、事業拡大で苦労したこと、人の問題・・・経営者の悩みは尽きないですよね…そんな時どう切り抜けたか。そのお話をたっぷり聞かせていただきました。ピンチの切り抜け方は、本当に経営者によって違います。特に女性は切り抜け方がバラエティに富んでいるような気もしますね。

今、いろいろな課題で悩んでいる経営者の皆様、これから起業しようとする皆様!

2人の経営者のあふれんばかりのバイタリティを感じてモチベーションにつなげるもよし、失敗談を聞いて「みんなそうなんだな~」と心温まるもよし、ぜひ10月14日はフォーラムに足を運ばれることをお勧めします。女性だけじゃなくて、男性の参加もOKです。

ロマンスカー待ちで・・・

久々に新宿駅でロマンスカーを待ちながら、久々に考えごと(^^)

企業を支援、サポートする際に事業維持、発展のキーポイントのひとつとなるのが「経営者の意識改善」。

組織を元気にして、組織力を向上させる、或いは従業員のモチベーションを向上させる際にキーポイントのひとつとなるのが「自主的な活動」への転換。

いずれも、一筋縄ではいかず、時間のかかることですが、時と場合によっては一気に転換、船首旋回します。

護送船団方式からルールベースの金融検査マニュアルへ

ルールベースから金融行政方針に基づくプリンシパルベースへ

銀行業務は多岐に渡りますが、対象とする顧客は地域の方々、中小企業であることに変わりはなく、いまいちど中長期的な事業基盤の構築に目を向けて頂ければと願います。

一筋縄ではいかないとは思いますが・・・などと考えているとロマンスカー到着(^^)