営業は自己完結も必要

銀行の営業(渉外)をしている時、周囲になかなか認めてもらえない状況を嘆いていると、当時の先輩が「営業は自己完結的な考えを持つことも必要だよね」と言っていました。

簡単に言いますと「自分で自分を褒める力」でしょうか(^^)

組織では、小さな頑張りの積み重ねを、丁寧に認めてくれる機会は少ないものです。しかしながら、小さな頑張りを時には認めてもらえないと、「甲斐が無い」ものです。やり甲斐、張り合いが無いものです。

すると、少しずつ火は小さくなり、やがて燃え上がることが出来なくなってしまいます。

ですので、たまには自分で褒めてあげなければなりません。「いやぁ~頑張ってるなぁ~」「なかなかいいよねぇ~」

経営者、リーダーの視点に立てば、従業員の小さな頑張りに気付き、認めてあげる必要があります。認めてあげるということは、決して難しいことではなく、まずは「ありがとう」「お疲れさま」と声を掛けるだけでも大きく違います。

「ありがとう」「お疲れ様」と声を掛けることで、営業成績が向上するのであれば、こんなに容易いことはありません(^-^)

是非、お試しあれ(^^)

 

ドタバタしちゃうことが低迷の要因

経営者でもサラリーマンでも、時間がない、忙しいという状況を繰り返していると、「自分の思っている方向に進んでいない」場合が往々にしてあります

よく思い返してみてください(^^)それは本来自分の進もうとしていた道なのか・・・

まず、やるべきこと=to doを書き出す時間を作りましょう ここで深呼吸(^^) まだまだなにかなかったかな? 自分に言い聞かせます(^-^)

次に、書き出したto doに優先順位を付けます なので私はto doはエクセルに書き出してひとつひとつのやるべきことの横に暫定の期限を置いて、書き出した後に「データ」を選択し、日付の早い順番に「並び替え」をすることで優先順位の順に並べています

そうしたら、この優先順位に従って、まずやる(行動する)だけです

これだけで、じわじわどかなり変わります

焦る必要はありません ドタバタする状況は変わらずとも、心にto doを置くことで、変化は徐々に訪れるはずです(^^)

 

ものづくり補助金2次公募

昨日より、ものづくり補助金の今年度2次公募が始まりました、締め切りは9月10日(月)です。

ものほじょの事務機関「中小企業団体中央会」のHP

公募要領は以下の通りです(近日中に、都道府県別の公募要領がアップされます(都道府県の中小企業団体中央会HP)ので、申請時は各都道府県のものを参照ください。補助金の建付けは同じでも、申請書送り先は各都道府県で当然違いますよ!)

(参考)公募要領(申請時は都道府県別のを見てください!)

公募要領の冒頭に書いてありますが、締め切りは9月10日で、合否発表は10月中を予定とあります。となると、実際の補助事業(設備を導入したり、製品開発したりする)は、11月から、という感じでしょうか。

そして、補助事業期間は翌年の平成31年1月31日まで、とあります。ということは…補助事業期間は約3か月間、ということですね!!これはなかなか短い!

ここ数年、工作機械市場が堅調である、というニュースをよく聞きますね。ということで、ここのところの工作機械関連の発注から納品までのリードタイムが、かなり長~いのです。弊社の支援先に聞くと、4か月~6か月くらい、ものによっては1年という設備もあるとのこと。もの補助採択されてから、設備発注するか、では間に合いそうもない…(もちろん、すぐに導入できる設備もあると思いますが)

加えて、導入資金を金融機関からの融資で賄おうという場合もなかなか短期間だな、という印象を受けます。(取引金融機関が多数あったり、条件変更実施中の企業だったりしますと、各行の調整に結構時間がかかりますから…)

ものほじょの採択/不採択にかかわらず設備導入するぞ!という企業ですと最適かもしれません。いずれにしてもスピーディーかつ慎重に進めていく必要がありそうです!

台風13号発生

銀行の営業(渉外係)をしているときは、毎朝その日の天候を確認していたことを思い出しました。午後から雨が降るのであれば、午前中に集金をせっせと行ない、午後からは融資相談を行なう段取りを付けたり・・・

前回日本列島を逆方向に縦断した台風12号の迷走もあり、気象庁も進路については慎重に説明していますが、台風13号(サンサン)が発生しました。台風13号サンサン

一次産業はもとより、製造業、小売業などを始めとして、多くの企業で「天候」はその業績に影響を与えるものです。

売上の低下、作業効率の低下について、「暑い日が続いたので」「雨が続いていたので」ということを根拠として述べる人もいますが、それは「なんで低下したのか?」の問いかけに対して「低下したからです」と答えているに等しいと感じています(厳しい?(^-^))

時間も、天候も、多くの人に共通している事象です。そのための準備を徹底したが、充分ではなかったなど、次につながる、経験の積み重ねとなる事業活動を心掛けていきたいですね(^-^)

結果論で語ることは誰でも出来る

個々の状態に応じて、如何に伝えていくかということをせずに、教科書的に一律に物事を伝えても、改善が進むはずはありません

同様に、結果論を語ったところで、前進するための推進力は得られません

売上が上がっていない、利益が上がっていない、営業が営業の業務をこなしていない、など結果を評論(批判、批評など)したところで、前に進むはずがなく、仮に経営者が従業員に結果論を声高に唱えても、何も響くことはありません

現況を把握したうえで、今後、起こり得ることについて、適切な準備・段取りを進め行くことにより、前進していくものです。

金融機関は決算書(結果)をベースに融資の可否判断などを行ないます。それでは不十分であるので、中小企業の実態把握に努め、事業性を判断したうえで融資判断を行なうようにと、随分以前から金融庁も指導しています。

持っている力、良い部分、強みを今後にどのように活かしていくかを見極めることが出来るように経験を積んでいきましょう(^^)

だからいつも言っていますが、実態把握と現状認識がスタートです

中小企業は製造業にしても、小売業にしても、サービス業にしても、どんな業種にしても、なかなか改善が進まない時には「どうしたら売上が上がりますか?教えてください」という場面に象遇することがあります。

お分かりのように、簡単に売上が上がる方法があるのならば(実際にはなくはないですが)全国からお呼びがかかりますよねぇ~

仮に、速効性のある売上増加策を実施し、実際に売上が増加したとしても、それは一過性にすぎず、継続的な売上となることはありません。

安定的で、継続的な売上の維持・拡大を図るためにはどうすればいいのか、主なポイントを以下に示します(^^)

① 実態把握・・・今、事業はどんな状態にあるのか、何が良くて、何が悪いのかをよくよく見つめ、考えましょう。どのようなお客さんに喜ばれているのか、どんなお客さんを不得意としているのか、何月は売れて、何月は売れないのか、何曜日は売れて、何曜日は売れないのかなど。

② 現状認識・・・固定観念、既成概念を頑張って横に置きまして、数字やお客様の声に耳を傾け、素直に、そして謙虚に現状を受け止めます。そして認識します。

以上です(^^)、、、あっ、実際には以上を踏まえて、「お客様に喜んで頂くためには、どうすればいいか」を考えます。→「どうすればいいか」をいくつか決めましたら → そのために、「まず何をするか」を決めましょう。そして → 簡単なことから始めましょう(実践)継続することで自然とPDCAサイクルが回り始めます。ここまでくれば、あとは頑張るだけです(^^)

今年の夏は、異常気象と言われることが多く、最近は毎日各地で35℃前後を記録しています。気象庁は「30年に一度の異常気象」と発表しました。

弊社ベランダでは、今年の一瞬の夏に燃え尽きたであろうセミがパクチーにしっかり掴まっていました。頑張るぞぉ!グッと力を込めて、頑張っていきましょう(^^)

パクチーにセミさん