話しをしていればわかります。自分の利益を第一優先に考える人、自社の利益を第一優先に考える人。
銀行員時代に、お客様の実態と現状に沿って相談を行なっていない担当者が多くいました。より親身になって話していないと、単に「貸し渋り」となってしまいます。ところが、担当者自身は、なかなかそれに気づきません。簡単に「貸さないことがお宅のためになるのです。」と言ってしまう者も少なくありません。
裏返すと、それは「銀行の利益」を優先しています、と伝えているにすぎません。そんなことで人が付いてくるはずがありません。
商品を販売したい、売上を上げたいと思うときに「うちの利益になるので買ってください」と言って、買ってくれる人なんていませんよね。
「それ、うちに何のメリットがあるんですか?」
メリットはたくさんあります。むしろメリットしかありません。でも、自分の利益を優先するという姿勢を持っている間は、私は説明はしません(^-^)
「メリット、デメリットという話ではありませんので、特に取り組まれる必要はないと思います。」と淡々とお伝えするのみです(^^)