心理学者アドラーの言葉を経営、組織改革に置き換えてみる その4

6月に入りました。

心理学者アドラーの言葉を経営、組織改革に置き換えてみる その4(最終回)

⑯ 甘やかすと相手の勇気を奪ってしまう。手助けしたり、ちやほやしたりするのではなく、独り立ちの練習をさせなさい ⇒ 上司やリーダーは単に「褒める」のではなく、適宜適切に「認める」ことが大切である。

⑰ 命令口調を止めて、お願い口調や私を主語にして伝えるだけで、相手に勇気を与えられるだろう。⇒ 目線の高さを同じにして、話を聞き、飲み込み、寄り添えば人は動く。

⑱ 理不尽な上司や学校の先生に無理やり認めてもらう必要はない。市場価値の高い人になればいい。より大きな共同体で考えればいいのだ。 ⇒ もし厳しく叱責する人がいれば、それは人格を否定していると思わないことだ。自分自身は人間力を高めることに集中すればいい。

⑲ 自分と違う意見を述べる人はあなたを批判したいのではない。違いは当然であり、だからこそ意味がある。 ⇒ 個々の違いを認識し、違う個々の力をひとつに合わせる目標を設定することで、結束力の向上を図る。

⑳ 人の育て方に迷ったときは、自分に質問するといい。「この体験を通じて、相手は何を学ぶだろうか?」と。そうすれば。必ず答えが見つかる。 ⇒ 部下や担当は経営者の鏡である。経営者の中に課題解決の答えがある。

 

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