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訪問予定の無い一日

訪問予定の無い一日でしたので、あらかじめやらなければならないことを書き出して、事務所でのデスクワークに臨みました(^^)

この、デスクワークこそがサラリーマンではなくなったことを痛感させられる業務となります

やるも、やらないも自分次第(^^) しかしやらなければ確実にボディブローとして自分に跳ね返ってくる(^^)

セルフコントロール力が充分に高くなければなりません

取引先や、支援機関などに訪問していると、移動をしていることで、なんとなく仕事をしているとついつい勘違いしがちです(^^)

事務所でのデスクワークは、こんなことをしていていいのか?と勝手に焦ったりもしますが、やがて必ず自分の身になるものです(^^)

・・・と、そう信じて頑張らなければ(^^)

VRIO分析

自社を理解するための分析方法として「VRIO分析」と言うものがあるそうです(^^)

V value 経営資源の価値 機会を逃すことなく、また脅威に対応することが可能な経営資源かどうか

R rarity 経営資源の希少性 その経営資源は希少性が高いか、独自性が高いものか

I inimitability 模倣困難性 模倣が困難な経営資源かどうか

O organizations 組織 それらの経営資源を有効に活用可能な組織体制があるかどうか

難しい言葉が並んでいるので呑み込みにくい部分もあるかとは思いますが、ゆっくり時間を掛けて理解していこうと思います。

創業者にも言えることですが、経営者が事業継続性を高め、経営判断を行なうときには、いずれにせよ自社の現状認識、実態の把握がベースになるというところです。深く理解しなければ、打ち出す戦略がスタートから違う方向に向かうこととなってしまいます(^^)

結果論で語る評論家になっていないでしょうか

中小企業の経営者や従業員の話し合いでの発言を客観的に見てみると、結果でモノを語る、すなわち評論家になっていることが多いものです。

「そんなことはない」と思っていても、言い換えますと「目標や結果を語るのみで、その手段などについては何も語らない」ということです。

例えば「報連相をしっかりしてほしい」と言うのも、そのひとつです。一見、その通りと感じてしまいますが、では「どうすれば改善されるか」と言うことにはまったく触れていません。

報連相が出来ていないから、しっかりやれ

売上が上がっていないから、上げろ

現状把握、要因分析が不十分で、具体的な手段や目的達成のための過程については、語っていません。

ほとんどの企業がこのような状態を繰り返しているにすぎません

結果論であれば、だれでも語れます

今後どのようにしていくかを語るべきだと思います(^^)

新元号「令和」発表

事務所でネット配信の映像を見ていました(^^)

「令和」

いい響きです

一方で年配の方や、滑舌のあまり良くない方(私も(^^;))などは「ら行」が発音しにくいということも・・・

早速、「新元号は令和になりましたよね」と客先で言ったところ「電話?」と聞き返されました(^^) 「れいわ」「でんわ」

「令和」を使った企業名、学校名なども増えるのでしょうね

ネットの画像

ミスの要因分析のベクトルは個人に向きやすい

組織の中で、ミスの要因分析のベクトルを個人に向けている間は事業は改善に向かわない。

その場合、ミスの要因を排除することは、すなわち個人を排除することであるが、本質的にはミスの要因は個人には無いことから、現状の組織体制、作業工程等を適切に変更しない限り、またミスは発生し、また個人は排除される。

これを繰り返しながら「なぜ当社は良くならないのか」と経営者は悩むとともに、そのうちの多くの経営者は「従業員が無能だから」と結論付けてしまう。

ミスの要因は個人には依らない

自社の欠点を認めることは怖いことではあるが、本質的な改善を考えるのであれば、従業員の声に耳を傾け、組織や方法(工程等)の適切な変更にトライするべきと考える(^^)

ドメインの設定

ドメインとは「事業領域」のことです。

ドメインを決定する、とは、自社の経営資源と強みを理解して、将来のあるべき姿に向けて、どのような「事業領域」で戦っていくかを考え、検討することです。

考え方や、言葉の意味は理解しても、それを唱えているだけでは事業は改善しません。

また、仮に経営者に「(事業)ドメインを決めましょう」と言っても、マンガのように頭の周りにクエスチョンマークがたくさん浮かぶか、若しくは、「そんな当たり前なことを言われても」と思うだけです。

事業改善に必要な知識を吸収したら、いかに変換して実際の事業改善の現場に落とし込んでいくかが、コンサルタント、中小企業支援の難しい部分かと思います。

中小企業支援の目的を明確にしなければならない

中小企業をサポートする際に経営者や従業員から「何をしてくれるの?」と問われることがあります。問われずとも、そう思っている人が多いことは事実です。

この時に、明確な何かを伝えられればいいのですが、いまのところその言葉を持ち合わせていません。

「皆さんがより良く、より楽しく過ごせる職場環境の構築」「経営者が資金繰り等に悩み、経営に注力できない状況の打開」「事業が安定的、継続的に維持成長していくためのサポート」と言うこともできますが、聞いている人からすればピンとこないのも当然のことでしょう。

なので、中小企業支援と言っても非常に部分的な支援で終わってしまうことが多いのだと思います。そして部分的な支援の方が中小企業側からは有益に感じることになるのでしょう。

事業の本質的な部分の健全化、改善が為されることなく、手段やテクニックを習得しても、中長期的な事業改善には繋がらないものです。

現状認識を深めて頂き、組織の在り方、様々な管理の在り方をもう一度感じてほしいですし、事業基盤の構築が為されたうえで、様々な手法を用いての事業の維持拡大活動に着手してほしいと感じています。

年度末なので、金融機関も何やらせわしい雰囲気になってきた今日この頃です(^^)

マーケティングマイオピア 

業績が低迷し、苦しむ中小企業の経営者は今月の資金繰り、今週の資金繰り、明日の資金繰り・・・など、近視眼的な思考に陥っていることがほとんどです。

マーケティングにおいて「近視眼」とは「マイオピア(myopia)」というそうです。

マーケティングマイオピアとは、中小企業の組織全体が顧客のニーズ(真意)を把握せずに一方的な思い込みで戦略を立てることで生じるデメリットのことだそうです。

中小企業経営者の経営にも当てはまることです。資金繰りが厳しきなり、明日の売上を気にするようになると、そもそも何のための事業なのかを見失い、中長期的な視点を持てなくなります。

何のために事業があるのか、その想い、信念をベースとして、消費者をはじめとして社会に如何に貢献していくか、という部分無くして、本来の売上は上がらないものです。軸を外れた事業は、徐々に低迷し、やがて衰退してしまいます。

新しい展開へ

ウィステリアは共同代表である藤村と運営しています。藤村は数年務めてきた「よろず支援拠点」のコーディネーター業務を今年度で終える判断を下しました。

ある部分「情報収集」という面では多少減少していくとは思いますが、外部機関に属さないなかでのウィステリアの新たな展開が始まります(^^)

富士山

鮮やかな富士山に負けないように新年度に向かっていきたいと思います(^^)