中小企業支援の目的を明確にしなければならない

中小企業をサポートする際に経営者や従業員から「何をしてくれるの?」と問われることがあります。問われずとも、そう思っている人が多いことは事実です。

この時に、明確な何かを伝えられればいいのですが、いまのところその言葉を持ち合わせていません。

「皆さんがより良く、より楽しく過ごせる職場環境の構築」「経営者が資金繰り等に悩み、経営に注力できない状況の打開」「事業が安定的、継続的に維持成長していくためのサポート」と言うこともできますが、聞いている人からすればピンとこないのも当然のことでしょう。

なので、中小企業支援と言っても非常に部分的な支援で終わってしまうことが多いのだと思います。そして部分的な支援の方が中小企業側からは有益に感じることになるのでしょう。

事業の本質的な部分の健全化、改善が為されることなく、手段やテクニックを習得しても、中長期的な事業改善には繋がらないものです。

現状認識を深めて頂き、組織の在り方、様々な管理の在り方をもう一度感じてほしいですし、事業基盤の構築が為されたうえで、様々な手法を用いての事業の維持拡大活動に着手してほしいと感じています。

年度末なので、金融機関も何やらせわしい雰囲気になってきた今日この頃です(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA