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梅雨明けと創業

梅雨明け宣言・・・が、あったかどうかはわかりませんが、一昨日あたりから曇天が一転、快晴の日々が続いています。

この暑くなるだろう7月から8月にかけて「創業」に関わるセミナーや塾を開催します。創業について考えている人から、創業間もない人にお会いする機会が増えます。とても楽しい時間です。

その時間を、より楽しむためにもここ1年半ほどの「自分」を振り返りながら「起業者」の方々のことを考えていると、そこにはやっぱり「漠然とした不安」が少なからずあるということに気づきます。

「起業者」の方々はその「漠然とした不安」を少しずつ小さくするために様々な情報を集め、計画の立て方、市場の分析方法、集客の方法など、創業に向けた知識を吸収していくのかもしれません。

ただ・・・、「自分」に照らし合わせてみると、創業前後の方々には情報や知識を得るのみでは拭えない「漠然とした不安」があると思うのです。それがどんなものなのかを7月から8月に多くの方々にお会いするなかで私も感じていきたいと思っています。

「漠然とした不安」を感じる方々の背中を押せたらいいな、ぎゅうっと押すのではなく、ポンッと押せたらいいなと、快晴の暑い空の下、ソフトクリームを食べながら考えています。

 

効率的とは

「効率的」というと

「限られた時間にたくさんの作業をこなすこと」と考えがちですが、

本来は「限られた時間にこなせるだけの作業にすること」ではないでしょうか。

慌てて、急いで、詰め込んで・・・ ではなく

質を高めつつ、速やかにこなせるだけの量にコントロールする。

詰め込むだけ、詰め込むことは非効率的なことだとわかるはずです。

事業の効率化、営業の効率化、現場の効率化・・・

まずは準備、仕組みを見直すことから始めましょう

雨が多くなってきたような・・・

昨日も一日雨模様、今日も朝からどんよりとした曇り空です

中小企業の経営者の方々のなかには、金融機関に行くことが億劫な人も少なくありません。しかし中小企業は金融機関との繋がりを密にして事業活動を展開していく必要があります。ときには当方から経営者の方々に金融機関に相談に行くように依頼することもあります。なかなか行きにくいのだろうなぁ、でも頑張って下さいなどと、後押しすることもあります。

昨日の雨模様のなか、私も金融機関に挨拶に行くことがありました。経営者の方々の気持ちがよくわかります。別になんということもなく、明確な理由があるわけでもないですが・・・なんか行きにくいなぁ、と、しばらく金融機関の看板を見上げながら・・・では行きますか、となぜか意を決して入ります。

別に何かあるわけでもないのですが、入ってしまえば丁寧に対応して頂けますし・・・。やはり経験が大切ですね。これまで以上に経営者の方々の感覚に近い気持ちになれそうです。

中小企業が金融機関との繋がりを密にする場合は現状をそのままに伝えるほうがいいです。金融機関との関係は情報交換の場でもあります。現状を伝え、情報を得ることで事業を次のステップへ進めていくことが理想です。

お天気は、やや雨が多くなってきましたが、晴れやかな気持ちで頑張っていきましょう。

忙しい、と思えるように

今日はほぼ一日事務所にいました。/夕方から都内には出かけましたが、ほぼ一日事務所にいました。/これからは、きっとこんな時間も増えるのではないかと思っています。/「忙しい」と多くの人が口にします。私も「今日は忙しいなぁ」「最近忙しいなぁ」と思うときはありますが、その多くは、「移動」や「作業」の量をベースに思っているような気がします。

最近は忙しくても慌てなくなってきました。/忙しいと感じる向こう側には他人の考える「自分への評価」を恐れている場合や、いま何をすべきかを見失っていることがほとんどだからです。/やるべきことがわかっていて、自分の能力を理解していて、そのうえで、今すべきことが明確であれば、忙しさに踊らされることは少なくなります。

起業家の人たちや、経営者の人たちも、きっといつも「忙しい」と感じることが多いのではないかと思います。/それは、やるべきことが具体的にわからず、しかも、やるべきことが次から次へと噴出してくる。さらにどうすればできるのかわからないものもある。そして今すべきことが何なのかもよくわからない・・・/「これで大丈夫なのだろうか」「これであっているのだろうか」そんな気持ちでいっぱいになっている場合もあるでしょう。/でも、それらのことは、過剰に気にする必要は全くありません。

むしろ、「移動」や「作業」をバタバタとしない時間が出来たときには、他の「移動」や「作業」でその時間を埋めずに、一度事務所にいてみる(考えてみる時間を作る)といいでしょう。/今の足元の状況を見つめながら、今後の方向性を考える時間にしてはどうでしょうか。/起業家も、経営者も不安はたくさんあります。一日事務所にいるくらいなら営業に行ったほうがマシ、人に会って話したほうがマシと感じる人も少なくないでしょう。/ところがそれは間違っている場合もありますよ。

もし、エアポケットのように「移動」や「作業」のない時間が出来たら、その時は、今の自分(事業)と少し先の自分(事業)に思いを巡らせてみましょう。/そうすると本当の意味での「忙しい」が見えてくると思います。/「忙しいとは心を亡くすと書きます」とはよく使われるフレーズですが/と、いうことは、心を亡くさなければ、忙しさは違って見えてきます。そこに本当の意味での「忙しさ」が現れます(^-^)

いま私自身も、「一日事務所にいるだけで大丈夫なのか?」と多少不安になっていますが(^-^)、それは「大丈夫です!」と未来の自分が教えてくれます。/起業家は、そして経営者は不安なものです。だからといって目の前の業務だけに流されない、そんな「時間」も持ちながら前進していきましょう!!

忙しい

再認識

コンサルタントと称する人が、どんなにかっこいいことを言っても・・・、販路をどんなに順調に拡大しても・・・、営業のモチベーションとスキルを、どんなに高めても・・・

資金繰りがショートすれば事業継続は不安定な状態になる・・・、場合によっては事業継続を断念せざるを得ない状態になる。当たり前と言えば、当たり前ですが・・・

よく、廃業支援と勘違いをして、事業性が乏しいから、会社を畳みましょう、などと提案する人もいますが・・・経営者が望むのであればまだしも、真に望んでいない結末へ持っていくことには疑問を感じる。それは廃業支援とは言わないのでは・・・

話しを戻すと・・・

その前に、やることがある、やれることがある、やらなければならないことがある

事業継続のための事業のパーツごとの改善支援と、資金繰り安定化に向けた資金繰り支援は、同時に進行させなくてはならない

経営者の懐に入り、コミュニケーションを取っていくことは不可欠となる

「誰がやっても、資金がショートしたんじゃしょうがない」では済まされない

経営者に理解してもらい、経営者と一体となって改善を進める・・・基本原則を忘れない

ウィステリアは前進します!

 

Get Confidence!

テニスの錦織圭選手がテニスボールに書いていました。

「Get Confidence」

今年はひとつステージアップしたい!ひと皮むけたい!自分の自信を掴む一年にしたい!そんな意味合いのようです。もう世界の8人?のひとりなのに、まだまだという心持ちがすごいですね。

中小企業は事業を展開していくうえで、「方針」を掲げるといいと思っています。それは「今期は」に限らず、「営業は」「企画デザインは」などの部署別でも同じです。

それぞれのその活動の基点を明確にすることは、活動のブレを少なくすることに繋がります。

「Get Confidence!」

ウィステリアも、たくさんの中小企業に出会う一年にしたいですね!

いま、経営者(上司)に必要なこと

経営者の方々と話していると、なかには、従業員に対する不満を口にする人がいます。/そのような経営者は従業員の話、意見を「聞く」ことが苦手だったり、聞いていると思っても、一旦受け止めるということをしない場合がほとんどです。/ですから、そのような人に会うたびに「聞く」ということが経営者に必要なことのひとつである、という思いを強くします。/従業員の言う通りにするということではもちろんなく、受け止めて、違いがあれば伝えるということです。/中小企業の経営者の方々は、事業を継続してきた自負があります。さらには経営の勘所を持っている方々です。とはいえ、事業環境の変化に加え、従業員や、社内の環境も変化してきていて、窮境な状態にある中小企業ほど、いまはとりわけ社内の意思の統一や、情報の共有化が求められています。/イトーヨーカドーの創業者である伊藤雅俊さんは「変化し続けること」を大切にしています。/口で言うほど簡単なことではありませんが、従業員の声を「聞く」、情報を収集する、インプットを増やす、そして状況に応じて経営者の考え、想いを伝える。そのやりとりがあって企業は活性化されます。/一方通行では企業の成長はあり得ないのです。

社員のモチベーション

中小企業の経営が苦しく、厳しい状態から、「改善傾向に転じてきている」と感じることがあります。/それはどんな時かと言えば、「社内の空気感」が変わりつつあると感じる時です。

まだ、売上が急激に伸びているわけでもなく、単月の収支は赤字だったりと、財務上での変化が見えなくても、「社内の空気感」が違うんですね。/では、その空気感はどこから来るのかと考えると「社員のモチベーション」の変化から来ているのですね/ひとりひとりが課題を認識し、課題克服に向けた施策を持ち、それを遂行しようとしています。/社内の空気感がこのような状態になると、しばらくすると業績は必ず上向いてきます。/いままでは一方通行だったミーティングも、少しずつ活発なやりとりへと変化していきます。

「社員のモチベーションが上がらなくて困る」という経営者の声をよく耳にします。/でも、よく考えてみてください。「業績を悪くしよう」と思い働く人は(普通は)いないわけです。

社員の皆さんが元来持っているものを如何に引き出すのか、そこに経営の醍醐味があるわけです(^^)

社員の方々のモチベーションが高まっている姿は、側から見ている私たちも楽しくなってくるものです(^^)

ものづくり補助金

恥ずかしながら、独立して初めて知った「ものづくり補助金」/まさにものづくりに携わる中小企業が新たな商品開発、分野に取り組む際に効果的な補助金です。/なかには「補助金ほしさ」に申請を行なう中小企業の経営者の方々もいたりしますが・・・/そんななか、弊社共同代表の藤村が下記のような記事を見つけました。

「ものづくり補助金」申請数が過去最多!採択待ちが工作機械受注に影響も

http://newswitch.jp/p/4710

設備購入にあたり、採択待ちの企業が多く、受注が滞っている?ということです。/何かちょっと、違う方向でヒートアップしているようないないような・・・(^-^)

「ものづくり補助金」の審査のポイントは、掲げた事業の「事業性」と「革新性」と言われています。/「事業性」という言葉を耳にすることも多いかと思いますが、「事業性」とは、ざっくり申しますと「利益が出ること」を指します。/金融機関や、コンサルタントなどが「あの企業は事業性がある、ない」という時には、「利益計上可能な事業である、ない」という風に考えていいと思います。/「ものづくり補助金」を通して、多くの中小企業が、さらに前進できるよう、効果的な採択であってほしいと願います。

株式会社ウィステリア

http://wisterias.co.jp/