いま、経営者(上司)に必要なこと

経営者の方々と話していると、なかには、従業員に対する不満を口にする人がいます。/そのような経営者は従業員の話、意見を「聞く」ことが苦手だったり、聞いていると思っても、一旦受け止めるということをしない場合がほとんどです。/ですから、そのような人に会うたびに「聞く」ということが経営者に必要なことのひとつである、という思いを強くします。/従業員の言う通りにするということではもちろんなく、受け止めて、違いがあれば伝えるということです。/中小企業の経営者の方々は、事業を継続してきた自負があります。さらには経営の勘所を持っている方々です。とはいえ、事業環境の変化に加え、従業員や、社内の環境も変化してきていて、窮境な状態にある中小企業ほど、いまはとりわけ社内の意思の統一や、情報の共有化が求められています。/イトーヨーカドーの創業者である伊藤雅俊さんは「変化し続けること」を大切にしています。/口で言うほど簡単なことではありませんが、従業員の声を「聞く」、情報を収集する、インプットを増やす、そして状況に応じて経営者の考え、想いを伝える。そのやりとりがあって企業は活性化されます。/一方通行では企業の成長はあり得ないのです。

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