sugimoto のすべての投稿

コンサルティング機能の発揮

円滑化法に基づく金融庁の指針/正確には「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律に基づく金融監督に関する指針」という長ぁーくなるのですが・・・(^^)/その指針の中で金融庁は金融機関に対し、「コンサルティング機能の発揮に際し金融機関が果たすべき役割」を明記しています。/http://www.fsa.go.jp/common/law/guide/enkatuka_b/02.html

非常に具体的に明記されているのですが、金融機関の人々は皆知っているかと言うと、企業支援のセクションの方々以外は、あまり目にしていないのが現実なところかと思います。ましてや支店の融資担当の方々などは知っている人はいないのではないかと思います。/本当は地域金融機関(地銀・第二地銀・信用金庫・信組など)で、少なくとも融資業務に関わっている方々には、一度は見て頂きたいと思う指針です。

う~ん、なかなか難しいことだとは思いますが・・・/「金融機関が果たすべき役割」として、本当は皆さんにしてほしいことだと思っています

 

雨の原宿

昨夜は、茨城県を震源とする地震があり、今日は朝から雨が降り続くなか、なぜか「原宿」へ行ってまいりました。/御多分に洩れず、竹下通りを傘を差して下り、帰りはまた上り(^^)。/マリオンクレープが変わらずにあることは、鼻をピクピクさせながら確認しましたが、素通りで…写真も撮らず(^^)/まあ、多少シビアなお話しを聞いたり、話したりする機会でしたし、荷物を持ち、傘を差していたこともあり、どこにも寄らず仕舞いでした。/ただ、都会?に行っておくことは大切ですね。ネットから得る情報だけでなく、自ら五感で得る情報はなかなかなものです。(どこにも寄ってもいないし、食べたり、飲んだりもしていませんが(^^))/お客様と直接やりとりする仕事ですから、経験、体験が活かされることは、多いのです(^^)。次回は晴れた日に…クレープは食べてみようかなぁ、と思います(^^)

金融機関の企業支援

金融機関の企業支援、正直に言いまして限界があります。だから我々経営コンサルと呼ばれる人間の存在価値があるわけです。/金融機関の企業支援は、その金融機関によって温度差がかなりあります。また同じ金融機関にしても支店によって、もっと言いますと担当者によって温度差が激しいものです。しかしこれは仕方のないことです。/なぜならば、金融機関にとって「企業支援」そのものは目の前の利益を生まないからです。したがって中長期的な目線を持ち、且つ金融機関としての立ち位置が地域に根差している(=地域金融機関、地域密着型金融)金融機関でなければ、なかなか「企業支援」に取り組むことが難しいものなのです。/金融期間の支店の担当者が、企業の実態を見つめることなく、とりあえず融資を承認してほしい、そう願いながら本部に稟議申請をすると、金融機関の本部部署は大抵こんな言葉を発します。「ボランティアじゃないんだよ」と。/金融機関は企業に対して、どうしても「債権者の視点」を外すことはできません。/それでも。融資を受けたりしながら事業を安定的に成長させていくためには、金融機関と上手に付き合うことが大切となってきます。根本的な「企業支援」ということは期待できなくとも「金融支援」というかたちを通しての「企業支援」は金融機関にしかできないことです。/金融機関、支店、担当者などについて、取引先を見極める目と同じ視点で、円滑な取引をし、金融機関からの「企業支援」を上手に受けることも、中小企業にとって大切なことのひとつです。

北風と太陽

皆さんも・・・いや、30代か、40代以上の皆さんなら、「北風と太陽」という話を知っていると思いますが・・・/イソップ寓話のひとつで、北風さんと太陽さんが力比べをしようということになり、旅人が着ている上着をどちらが脱がすことが出来るかという勝負のお話です。/弊社は「太陽さん」で在り続けたい。そう思います/創業時であれ、経営者であれ、自発的な行動が事業の改善・継続には不可欠です。/経営者自らが起こした行動以上に強いものはありません。/コンサルタントというのは知識や形式を企業に力尽くで押し付けて、ゴリゴリにやらせるものではありません。/経営者とともに考え、事業の推進力をサポートするものです。/北風さんと太陽さんの勝負ですが、北風さんが強風で旅人の上着を脱がせようとしますが、旅人はむしろ上着を両手で押さえ、脱ぐことはありませんでした。ところが太陽さんが煌々と日差しを照らすと、旅人は、いとも簡単に上着を自ら脱ぎました。/事業を安定成長させるための環境の整備。/弊社は中小企業・経営者にとっての「太陽さん」でありたい。企業が自らの力で一歩踏み出せるような、仕組みづくりに邁進したいと思います。

北風と太陽

株式会社ウィステリア

http://wisterias.co.jp/

創業時期は・・・

中小企業の経営改善支援に数多く携わっていますが、経営改善のためには、その窮境原因(現状の厳しい状況になった要因)を把握し、改善に向けた施策(アクションプラン)を立案し、それを実行していくことが大切です。/しかしながら、多くの経営者は足元の状況を打破するために近視眼的になり、且つ、日々精一杯に事業を展開しているので、あらためて経営改善の施策に取り組む「時間」が無い、というのが事実だと思います。/私がそんな時に思うことは、「創業時期」(或いは事業を承継する時期)の大切さです。/創業時期は経営者としての自分自身について、また事業について考える、構想を練る時間があります。/創業時期に事業を見つめ、事業計画を立案しておくと、事業計画が基準点となり、経営をしていくなかで、幾つかの困難や、窮境な状況に陥った時には、振り返り、足元を見つめ直すことが出来ます。/どんなに優れた経営者でも、「基準点」を見失う経営者には、やがて破綻が待っています。/創業時の大切さ、創業者の目線(「ファウンダーズ・メンタリティ」というそうです(^-^))の重要性を説いた記事が5/13の日経新聞に掲載されていました。/ご参考までに。

日経160513

 

株式会社ウィステリア(Wisteria)

http://wisterias.co.jp/

資金ショート

いきなり苦しい話ですが・・・、独立後、中小企業の社長さんに個人的に呼ばれることがあります。行ってみると、「今月末には資金ショートしそうなんだけど、どうしたらいいか。」と言われることがよくあります。銀行の融資窓口ではないし、資産家でも、顔はインドネシア系ですがアラブの富豪(古い?)でもないので、「資金が足りない」と言われて現金を目の前に出すことはできません。でも、中小企業の社長さんの力になることはできます。

もし、中小企業の社長さんが資金ショートしてしまうのではないか、と思ったら、まずどのように考えてほしいか。それは「いくら足りないのか」を「円単位」で計算してみてください。

私が呼ばれていき、「今月末で資金ショートしそうなんだ」、「いくら足りないのですか?」と聞くと大抵は百万以上の単位です。「4百万円」とか「10百万円」とか・・・。金額の多さを言っているのではないですよ。実際の不足額はもっと細かなはずですよね。事業を行なっているわけですから、そんなにスッキリした金額ではないはずです。だから、せめて万単位でもいいので金額の確認をするようにお願いします。

どうして「円単位の把握」をお願いするかというと、「円単位の把握」をするということは、単純に、本当に細かく「資金繰りを見る」ということに繋がるからです。「資金がショートしてしまう」という本当に切迫した状況の中で、最善の行動を探すためには、まず詳細な要因の把握が必要だからです。

世の中には、やみくもに「金融機関からは借りれるときに借りたほうがいい」と進める方もいますが、本当に限られたケースのみです。

ちなみに・・・「資金ショートしそうなんだけど」と呼ばれて、私が行って、本当に資金ショートして事業が立ちいかなくなった企業は一社もありません!それは私が優秀だから(笑)ということではなく、そうならない理由があるのです。それは機会があれば、また書きたいと思います。

もし、資金が不足しそうだと感じたら、いつ、いくら(円単位)足りないのか、まずそれを把握してみてください。

money_yuushi

 

 

現美新幹線

現美新幹線って知っていますか?

JR東日本が上越新幹線で走らせている特別列車で「旅するアートカフェ新幹線」と言われています。

「世界最速の美術館」

「アートとの融合」

誰が考えたのでしょう?すごい発想力だなぁ〜と。輸送手段とは考えていないわけですよね。「空間」として考え、いかに「楽しめる」かと。

また、外部のデザインも斬新で好評だそうです!

こんな発想力を身につけたいですね

それにしても、どこに行けば見ることができるのだろう(^^)

やはり、一度見てみたくなりますね(^^)train_image

 

借入金の健全化

何百という中小企業の決算書を見ていますが、事業を継続していくうえで、効果的な資金の調達ですね、と思える借入金はそんなに多くはないです。

えっ!?と思われるかもしれませんが…>_<

要因は大きくふたつ

ひとつは、中小企業の経営者の方々は、「とりあえず」か「仕方なく」で借入をする場合がほとんどであるため。

もうひとつは、金融機関が融資をする場合に、ほぼ「返して頂けるか、返して頂けないか」の目線のみで融資をするため。

どこの中小企業がいけないとか、どこの金融機関がいけないということではなく、中小企業から見れば「金融機関からの資金調達」、金融機関から見れば「中小企業への資金供与」の考え方(「文化」といいますか)が偏っているからなのだと思います。

お互いに、中長期的な視点でやりとりすれば、お互いに健全な借入となるはずなのになぁ、と思います。

 

神奈川県西部で・・・

神奈川県西部をウロウロしています。

実際には「県西部」から「県央部」というのでしょうか

伊勢原市、秦野市、中井町、松田町、開成町、大井町、南足柄市、小田原市、真鶴町、湯河原町、二宮町、大磯町…などなど

誰もウィステリアのことを知らないσ(^_^;)…いや当然ですが…これはなかなか楽しいです!

まずは、知っていただくことからが大切ですが「闇雲に…」はダメです(^^)

苦しいこと、楽なこと、嫌なこと、嬉しいことを経験して、多くの人にウィステリアを知っていただきましょう!

動くことで、小さな「感動」を積み重ねていきましょう!