資金繰りが厳しくなると、経営者は近視眼的になります。目の前の不足資金をどうするか、ということに集中してしまいますので、繰り越せるとまた次の資金というように、繰り返されてしまい、まさに自転車操業的な思考に陥ってしまいます。
もちろん、目の前の資金不足を解消していかなければなりませんが、そこだけに注力すると所謂「負のサイクル」から脱することが出来ません。
資金繰りを行ないながらも、中長期的な事業の展開のための行動を少しでも実践していかなければなりません。
サポートする側も、資金繰りが厳しいと経営者の不足する部分を指摘し続けるような状況になりがちです。結果論は誰にでも語れますので、改善すべき課題や、資金繰り改善に向けて経営者が行なわなければならない部分を丁寧に説明し、実践して頂けるように仕向けなければなりません。
簡単そうで、なかなか難しいことではありますが、経営者と一緒に資金繰りが厳しい状況で焦ってはいけませんね(^-^)客観的に最善策を提案し続けるほかありませんね(^^)