経営者の想い

事業改善の必要性があると判断した金融機関よりご紹介を頂いて、ほぼ初めての訪問でした。

経営者は、簡単に「辞めます」と面前で言われました。まだまだ道はあるし、「法的整理」に直接行かなくとも選択肢は幾つもあるのですが・・・経営者は「やり尽くした」と感じています。

それは「やり尽くした」のではなく、単に私的な資金を経営法人に投下しただけの話です。

現況、改善の可能性、私的整理、方向性の選択肢について、様々説明をしましたが、「辞めます」と言った後で、経営者の耳にはまさに届かない状況でした。

中小企業診断士、コンサルの中には「早めに事業継続を諦めたほうが良い」という人たちもいますが、全てに当てはまりはしませんし、何より事業継続の可能性を模索し、万策尽きたのであれば、あらためて判断するまえに「これは辞めるしかないな」と感じるものです。

これから、想像を超える苦しみ、悔恨が待っているでしょう。

もう一度考えてもらいたい。

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