理論は大切だけど理論で中小企業は改善しない

マーケティングのマーケティングミックスをご存じないんですか?マーケティングミックスの4Pとは、製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・プロモーション(Promotion)を言います。そしてそこに企業によって適切な1Pが加わります。4P+1P。1Pとなるのは、その企業によって人々(People)、包装(Package)、大衆性(Popularity)や業務プロセス(Process)などが挙げられます。

それらは、3C分析やSWOT分析を経て、セグメンテーションにより顧客をいくつかのブロックに分けポジショニングによって自社製品と競合他社の製品の位置関係、力関係を把握します。ここでいよいよ4P+1Pの登場です・・・・製品をどのくらいの価格で、どのような流通経路や販売促進策を用い、どんな人々に売っていくのかを決定する。具体的な施策が決定したならば、それぞれの施策を実行していく、という流れとなります。

と、まくしたてられました(^^)

理論はもちろん正しいとは思いますが、学校の授業ではないので、あらためて理論を展開されても、「で?」という感想にしかならないですよね。

でもこれは、珍しいことではなく、経営者、従業員の考えは、よく耳を澄ませて聞けば単なる「評論」に終始しています。そして何の策もなく、時間が経過し、また「評論」というサイクルを繰り返します。

改善に向けた主人公は誰でしょうか?

それは企業そのもであり、経営者や従業員ですよね。

理論に基づくのは大変良いことだと思います。理論に基づき、出来ることから実践していく勇気を持ちましょう(^^)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA