お盆休みの間、高知に帰省していました。完全手ぶらで行きたいのですがどうしても一つ二つ仕事をもっていってしまう…滞在していた場所が標高が500メートルほどで、朝晩が非常に涼しく過ごしやすいので、仕事がなぜかはかどります。昼間は家族と海に山に。
平地に下りると、さすが南国高知、すでに稲刈りされています
南国ゆえにコメの二期作(1年に2回作る)も盛んなのですが、今年はあまり二期作しているところ見かけませんでした。そこまでコメ作るほどの需要がないのでしょうか…
15年近く行っているのに一度も行っていなかった場所があったので、今年ことはと行ってみました。
棚田です。この辺りは平地が少なく、茶畑が多いのですが、時折昔ながらの棚田が残っているのです。
コルディリェーラ(フィリピン)の棚田やウブド(バリ島)のライステラスに行ってみたいな~と常々思ってガイド本をながめたりしているのですが、身近にこんなに素敵な風景があったなんて…しばし見入る&写真タイム。きれいに写せる角度、というものがあるようですね。時間帯(太陽の角度)によっても見え方が変わりそう。稲刈りの季節はまた違う風景になりそうです。
1枚当たりの面積が小さいため、田植えも稲刈りも手作業によることが多く、張り巡らされた水路の管理など、通常の大きな水田より手間がかかることが多いそうです。高知では、ショウガの栽培が昔から盛んですが、今の健康志向・ショウガブームを受け、ショウガ栽培に切り替える農家さんが増えています。茶畑や棚田の一部も、ショウガ畑になっていました。確かに、神奈川のスーパーには、ショウガは高知産しか売っていませんね。
きれいな棚田を残そうと有志で様々な活動をしているという話も聞きました。棚田オーナー制度もあり、美しい風景を守るために我々が取り組めることも多そうです。
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/kanko/taiken/entry-721.html