創業しようとする人の中には、今まで自分がやったことの無い事業を開始しようとする人もいます。フランチャイズの事業だから・・・、スポンサーがいるから・・・、既に顧客(取引先)の目処がついているから・・・など、事業が成り立つ可能性の高い根拠を持っている人もいます。
しかしながら、知識や経験の少ない事業を開始して、事業を継続していく人は、非常に少ないものです。
創業は誰でもできます。しかしながら、その後、事業を継続していくことは非常に難しいものです。
価格設定ひとつを考えても、これまでの経験があれば、まず凡その価格帯の見当がつきますが、初めての場合は、外部の情報などから、想定をしていかなければなりません。
企業を考えるならば、まずは、これまでの自分自身の知識、経験を見直す=「自分自身のたな卸し」を実施しましょう。その知識と経験を活用できる事業は、実現可能性の高いものとなると思います。