僕らは銀行のことを何も知らない

銀行を離れて、中小企業をサポートしていると、金融機関と借入の交渉、その準備をすることもたびたびあります。

だけれども、中小企業の経営者はみんなが銀行に勤めていたわけではないし(当たり前だけど)、言ってみれば「違う業界との取引」なわけですから、どのように借入を依頼すればいいかわからないわけです。

さらに、なんだか銀行というところは結構上からモノを言うし、担保提供していたりすると、何かの拍子で突然強制的に回収されたりするんでしょ、と思っている経営者も少なくないです。

銀行は、公共的な色合いは強いとはいえ、私企業ではあるので、その先には、利益追求があるわけです。なので、少し穿った見方をすると、中小企業のために見えて、多分に銀行の思惑に立った融資というものが多くなります。それが、担保ありきの融資だったり、保証付依存だったり・・・

平成31年3月で金融検査マニュアルは廃止されると言います。

中小企業からも、理解できる、相互理解のうえに与信業務が成り立つような、何と言いますか、そんな銀行なら、仮に借入が出来なくても、中小企業は納得し、事業改善に向けた道が見えるのではないかと思ったりもします。

なんだろう、銀行って、中小企業からはとても見えにくい、一部分しか見えない、昔とあまり変わっていない・・・そんな風に感じる業界なのかもしれませんね。

いい天気(^^)

特に、本文とは関係ないですが、いい天気(^^)

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