ミスの要因分析のベクトルは個人に向きやすい

組織の中で、ミスの要因分析のベクトルを個人に向けている間は事業は改善に向かわない。

その場合、ミスの要因を排除することは、すなわち個人を排除することであるが、本質的にはミスの要因は個人には無いことから、現状の組織体制、作業工程等を適切に変更しない限り、またミスは発生し、また個人は排除される。

これを繰り返しながら「なぜ当社は良くならないのか」と経営者は悩むとともに、そのうちの多くの経営者は「従業員が無能だから」と結論付けてしまう。

ミスの要因は個人には依らない

自社の欠点を認めることは怖いことではあるが、本質的な改善を考えるのであれば、従業員の声に耳を傾け、組織や方法(工程等)の適切な変更にトライするべきと考える(^^)

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