データの収集、深掘りによる根拠付けと理論武装

中小企業の支援は、形式的なものをはめても改善には繋がりません。これは銀行審査部時代から10年以上にわたり、何百もの中小企業を見てきた私自身の実感です。

現場状況の把握、財務面においては決算書を深掘りした現況の確認を、これでもかと支援のスタート時点で把握することです。把握したうえで「想定」「見通し」を立て、そこからヒアリング、ミーティングを通して、経営者との意思統一を図ります。

(当たり前ですが)事業を経営しているのは、経営者です(^-^)。ということで、サポートする側がスキームをはめ込もうとしても限界があります。それに気づかずに、前へ、前へと進めてしまうと、現場では実質的に前には進まないものです。

ウィステリアとして、3年にわたり中小企業の支援・サポートを進めてきましたが、あらためて感じるところです。中小企業の経営者と同様に、サポートする側として、いま一度、原点への立ち返り、基本の徹底を図ることが、改善・再生への近道となるものです。

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