できるだけ税金を抑えたい気持ち

弊社は6月末が決算時期でして、今月が決算申告月です。先日無事に申告&納税を終えました。

私がまだ経営者の心構えができていないのかもしれません(笑)が、納税をする際に少しもやもやとした感情が…「あの件に経費を使っていたらもう少し税金が少なかったのかも…PCも買い換えとけば良かったか(PCなどでは大した出費にもならないと思いますが)…」みたいなもやもやです。

自社の損益状況を決算前に把握し、必要な投資(設備投資や宣伝への投資、人材育成など)にお金をかける(結果として節税につながる)ということは良いことと思います。私のように税金をなるべく抑えたい意識ばかりというのは、ダメダメな意識ですが。

会計事務所時代に、「節税のために○○を買うことにする(この○○が、あまり効果的でない出費だったりする)」などと企業に言われた際に、「必要な投資かどうかよく吟味してください!利益で残して税金払った方が、半分以上は手元に現金が残るんですよ!」と説明していました。いざ自分が経営者の端くれになった時に、当時の経営者様と同じような心理になるのだなあと自分自身で苦笑です。

内部留保を溜めるのも、(資金調達によらずに)手元資金を潤沢にして資金繰りを楽にするにも、利益を出すこと(≒キャッシュを出すこと)が必要ですし、そのためには税引前利益を黒字にしてきちんと納税していかないといけないわけです。これが企業経営の良い循環なわけですから。

「納税は社会への貢献である」と前向きな意識を持ちながら良い循環を加速していけるように私も考えを改めていきたいと感じました。

 

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