中小企業の改善支援、再生支援は銀行の立場からも含めて、数多くの企業に対して、実践してきたつもりです。
上手くいかない企業も、もちろんたくさんありましたが、意外と改善されていく企業を沢山見てきました。
気付けば、改善傾向にあって、しばらく時間をあけてからモニタリングにうかがった企業は多くなく、どちらかと言えば、いつも近くにいて、継続的に支援してきた企業が多かったものです。
なるべく近くで応援を続けていないと、改善着手前の状態になってしまう企業もあるのだなぁ、と初めて感じました。
あんなに苦しい時期を乗り越えて、改善の傾向にあるのに、やはり経営者の意識が変わらないと、反動で元の状態に戻ってしまう危うさがあるのですね。
本業の真の改善は、そんなに易しいものでは無いのですね。裏返せば、急激な業況の改善は、急激な悪化を引き起こしかねないリスクがあるものですね
11月に入った途端に朝晩の気温は一桁になりました。カレンダー相応の季節になってきました(^^)