親族内の円滑な事業承継の難しさ

中小企業の経営者のピーク年齢(最も多い年齢)は1995年(平成7年)には47歳であったのに、2015年(平成27年)には66歳になっていると、中小企業庁は報告しています。中小企業の経営者の高齢化と事業承継

国も「事業承継」を声高に進めるので、事業承継事業承継とは言いますが、事業承継は大抵は事業改善、事業再生の、その先の選択肢にあると思っています。

また、現場では後継者がいない中小企業も多く存在し、一方で後継者はいるものの、親子間・兄弟姉妹間の関係性が円滑ではないことが多く、丁寧な指導をベースとした事業承継の必要性が本当は高いのだと感じています。

事業承継事業承継と唱え続け、「かたち」や「結果」を追いかけ、一時期の「安定化資金」のケースのように、ひと山越えたその時に、「単に中小企業を減らしただけ」にならぬように心掛けていいきたいものです。

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