報連相と一人前になるという考え方

社会人になって仕事を始めると、早く「一人前になりたい」と考える人も多いでしょう。「一人前になる」とは、ひとつの仕事について、人の手を借りることなく自分で完結できること、というように考える人も少なくないでしょう。

あら?ここで何か気づくでしょうか?(^-^)

多くの企業は、「報連相は大切」だと言い、一方で若手社員には「早く一人前になれ」と言います。「一人前」を自分で完結できることという考えに基づけば、周囲や会社に円滑な報告・連絡・相談をしないように考えてしまわないでしょうか?

こんなことで聞いてはいけない、このくらいの問題は自分で処理が出来るようにならなければ、と考えてしまいがちです。

一人前であるとされる社長や、部長などは業務を最初から最後まで自分で完結させているか、ということです(^^)そんなことはないですよね。周囲の人の協力を仰ぎ、会社に逐次報告を行ない、先行きの方向性を相談し、業務を遂行しているはずです。

そうです。一人前になるということは、報連相を実践し、周囲の協力を得て業務を遂行できるかどうか、ということなのです。

今年入社した社員の方々に、お話をする機会がありましたので、「一人前になる」とはどういうことかを、少しお話しさせて頂きました。

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