創業時期は・・・

中小企業の経営改善支援に数多く携わっていますが、経営改善のためには、その窮境原因(現状の厳しい状況になった要因)を把握し、改善に向けた施策(アクションプラン)を立案し、それを実行していくことが大切です。/しかしながら、多くの経営者は足元の状況を打破するために近視眼的になり、且つ、日々精一杯に事業を展開しているので、あらためて経営改善の施策に取り組む「時間」が無い、というのが事実だと思います。/私がそんな時に思うことは、「創業時期」(或いは事業を承継する時期)の大切さです。/創業時期は経営者としての自分自身について、また事業について考える、構想を練る時間があります。/創業時期に事業を見つめ、事業計画を立案しておくと、事業計画が基準点となり、経営をしていくなかで、幾つかの困難や、窮境な状況に陥った時には、振り返り、足元を見つめ直すことが出来ます。/どんなに優れた経営者でも、「基準点」を見失う経営者には、やがて破綻が待っています。/創業時の大切さ、創業者の目線(「ファウンダーズ・メンタリティ」というそうです(^-^))の重要性を説いた記事が5/13の日経新聞に掲載されていました。/ご参考までに。

日経160513

 

株式会社ウィステリア(Wisteria)

http://wisterias.co.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA