創業「支援」について考える

共同代表の杉本ばっかり投稿していますので、たまには(!)私も書きます。

創業時に、ダントツで多い相談内容は、創業融資の相談です。どこで借りられるのか、融資メニューの種類、など、基礎情報をお持ちでない相談者にお伝えすることって多いです。創業相談窓口として当然の業務です。

その次のステップとして、「融資申込書・創業計画書をどうやって書けば融資受けられるでしょうか?」というもの。金融機関を説得できるような計画にするにはどうしたらいいのか、というような相談です。ここは、アドバイスしようと思えば1日モノの研修ができるくらい、話すことが山のようにあります。「金融機関の目線はここだ!+プレゼン資料作成」みたいなセミナーです(私もやってます)。自己資金の話、キャリアの話、創業後1~3年後の損益計画の書き方など・・・こうやれば融資通るよ!みたいな内容です(そこまで乱暴な言い方はしないか・・・)

そんな話を数年前に、杉本(金融機関出身)に話していたところ、反応が薄くぽかーんとしてまして。あまりに無反応過ぎるのでよくよく話し聞きましたら・・・おおまかにざっくり説明しますと「断る理由がない融資申し込みは、断らないのではないか」「計画書が上手に書けているかどうかは、そんなに気にしない」と。

え・・・

ちょうどその頃、別の仕事で、無事に創業融資を受けられた方の計画書をいくつか拝見する機会があり、がっちり眺めますと・・・あ、ほんとだ・・・そんなに上手に書けてるとはいえないかも・・・手書きの申請書もあるし・・・数値計画もさらっとしてる・・・

結構ショッキングでした。もちろん、創業計画の書き方指導は必要だと思います。何を書いていいか分からないって方多いですし。ただ、それだけではだめだと。(もちろん、見やすく書けていたほうがいいですよ、申請書なんて何でもいいんだろって話ではなくって、融資を通すか落とすかはそれよりも別なところで見る、という意味です)

このころから、私の創業支援の目線が変わってきたように思います。セミナーで「創業計画の立て方」の話もしますが、前と比べて語り口調が変わってきましたね。これは、再生畑が長い杉本の影響もあると思います。ここが、創業支援における当社の強みだと思っています。

では当社の目線とは何かといいますと・・・文章でお伝えできないので是非、お越しいただけるとうれしいです。

そんなこんなで、当社の創業支援ノウハウをつぎ込みます「再生支援を多くやってるコンサルだから伝えられる創業セミナー・創業塾(そんなタイトルではないですが)」は、夏~秋にかけて県内中心に実施していきます。決まり次第順次お伝えしていきます。

藤村個人(よろず支援拠点コーディネータ)としては、6月に海老名、逗子、大和、8月に鎌倉で創業セミナーを予定しております。

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