上から圧力…ではなく、持ってる力を最大限に活かす

中小企業など小規模な組織は、方針を立案するもの(経営者)指示を出すもの(上長)、実践するもの(担当)が明確に分担されておらず、経営者が声高に直接指示を出し、場合によっては実践するというかたちも多いと思います。

そのような場合は特に、上から圧力をかけて、思うように動かそうとすると、関係性はギクシャクし、且つ担当は上長を、上長は経営者の器の大きさを測り始め、見透かし始めます。こうなると組織は円滑に機能しません。むろん業績も上がりません。

大企業になると、従業員の数も多く、経営者と上長と担当が明確に分担され、それこそ経営者が担当者に直接指示を出すことはありません。つまりは直接圧力が掛けられません。そのため、結果として下の者に任せ、状況によって自然に担当者の持っている力を最大限に引き出す環境とな場合があります。

まぁ、大企業の場合はさておき・・・中小企業は上から圧力をかけるだけ、あるいはかけ続けることによって、組織として円滑に機能する状況からは遠ざかっていくものなのです。

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