渋沢栄一の著書で「論語と算盤(そろばん)」という本があるそうです。
知人から勧められた二宮金次郎の本のなかに出てきました。
「経営も人間の道徳に基づかなければならない」
明治6年(1873年)に「第一国立銀行」を創立した渋沢栄一が、銀行員に対し訓示した中で「『論語』とそろばんを一致させよ」という言葉があるそうです。
銀行業務はそろばん勘定。しかしそろばん勘定にばかり夢中になると、いつか銀行員は人の道から外れることがある。そこで机の上に「論語」を置いて、暇があれば紐解く。そして人間の五常を学ぶ。道徳を学ぶ。
人間の五常とは「仁義礼智信」
もやもやしていた部分を埋める言葉でした。大きく頷いた。