親族後継者への事業承継の難しさ、そして楽しさ

社長が父親、後継者が息子、或いは娘

(親族後継者への)「事業承継」って大変ですよね

後継者の経営力が乏しい場合・・・サポートを継続しながら「経営者育成」に努めていくのですが、このようなケースでは後継者は大抵「聞く耳を持たない」人です。自分の知識・経験に妙に自信を持ち、明るいイメージのビジネスモデル、戦略を声高に唱えます(^-^)

後継者の経営資質が優れている場合・・・過去から現状の社長(親)の経営を痛烈に否定、批判します。親子喧嘩の始まりです。コミュニケーションが取れているようで、取れていません。何か物事が判断・決定されているようで一向に決定されません(^-^)

親子間での「事業承継」は受ける側(子=後継者)が如何に「後継者」(子≠後継者)として経営を引き継ぐかによって円滑に為されるものです。親子関係を横に置き、事業の後継者という立場を認識し承継を進めましょう。親子喧嘩は会社の敷地を出てからやるようにしましょう(^-^)

経営者と後継者が目の前で喧嘩を始めることは少なくありませんが、それは経営者と後継者の喧嘩ではなく、親と子の喧嘩に見えます。そこは「子」が「子」ではなく「後継者」として対応すべきと考えます。

少なくとも、事業が現在まで継続しているのは現在の経営者(親)がいてこその事実です。どんなに負債が多かろうと、どんなに業況が悪かろうと、現在まで事業が継続しているのは経営者あっての事実ですので、後継者はまず経営者に対する「尊敬」が無ければなりません。「尊敬」をベースとして、その「責任」を受け止め、「覚悟」をもって「後継者」として承継に臨むべきと考えます。

事業の数だけ事業承継のかたちがあります。後継者がいることに感謝し、事業の安定継続のために円滑な承継をしていきたいですね(^-^)

夕陽

今夏の暑さに負けないように頑張りましょう(^-^)

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