平成28年度の年度末に中小企業支援を考える

28年度末を迎えて、今年度を少し整理し、振り返ってみたりしています。

事業改善を円滑に進めていくための重要なファクターが2つあります。

ひとつは、経営者は、ほんの少し違う角度からの視点で、事業を見つめ直すこと。

「人は変わらない」という声をよく聞きます。多くはそうであると思います。ですので、変わってほしいとは思いません。ただ、新しく「これまでとは違う角度からの視点」をもって事業を見つめ直すように心掛けてほしい。いままで通りにやっていたら事業は改善しないわけです。今までやってきた結果が足元の状況なわけですから・・・。ほんの少しでいいので、変わらなくても新しい角度からの視点を加えてほしいですね。

ふたつ目は、従業員が主体的に業務に従事できる環境を作ること。

数人でも、10~20人程度でも従業員を抱えているならば、現状の事業を経営者単独では継続できないものです。経営者の力と、従業員の力が合わさってこそ企業はより大きな力を発揮でき、それにより事業は継続していくものです。ところが経営者は往々にして自分主体の発想のみで事業継続は大丈夫だと思うものです。従業員の力を存分に発揮できる環境を整備すれば、自ずと結果はついてくるものです。

起業を考えている人、重い債務を抱え前向きに頑張る経営者など、今年度も多くの中小企業と関わってきました。経営者や従業員のほんの少しの変化で、中小企業は劇的に変わるものだということを実感したこともあります。

今日も日が暮れます(^-^)

夕焼け空にひこうき雲

平成28年度は明日がラスト!!ウィステリアは、もうひと踏ん張りして、爽やかに新年度を迎えたいと思います。

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