「事業は人なり」とは松下幸之助氏の言葉です。広く一般には「企業は人なり」と使われていますよね。
なかなか利益が上がらない、と悩む中小企業の経営者の方は多く存在します。どんな中小企業でも「利益を上げる」というよりは「利益が上がる」コツがあります。
そのひとつとしては、「従業員の話を聞く」ということが言えます。「は?」と、お思いかもしれませんが・・・。
今日も、とある企業さんにお伺いしまして、従業員の方々(7~8名)とミーティングをしました。ミーティングといってもこちらから何か決めつけて、依頼することはありません。「普段の業務のなかで、何か感じていることはありますか?」と聞くだけです(^-^)
あとは、従業員の方々が発言しやすいような空気を作り、相槌を打ち、時々は話がネガティブな方向に進まないようにミラーリングをしたりしながら・・・
すると、どうでしょう(^-^)。出るは、出るは、前向きな意見が目白押しです!今日は、「そんなに一度にはできないからまずは、ひとつふたつから始めましょう」などと言いながら、改善のスピードを抑制したぐらいに活発な意見が出ました。
実はこれは、今日お伺いした企業に限りません。どこの企業にお伺いしても同じような場面に遭遇します。幾つもの中小企業で同じような場面を見てきました。よく考えてみれば・・・そりゃあそうですよ。誰だって「会社が潰れるように」なんて思って仕事している人はいないわけですから。
「事業は人なり」
事業あっての人であり、人があっての事業であり。人が仕事をしやすい環境を自ら作り出したときに、利益が出ないわけがないのです。
それにしても10月末だというのに暑さを感じる一日でした。先日ホットコーヒーに変わったばかりなのに、今日はアイスコーヒーを頂きました。ごちそうさまでした。