銀行員時代に、上司の発言でいつもイライラしていたことがあります。それは「教えてもいないことの結果について怒鳴り散らすこと」です。これ、サラリーマンあるあるかと思います。
「見て、覚えろ!」という考え方は、かなり時代遅れではありますが、ある部分必要なことだとは強く感じます。「真似る→学ぶ」とも言いますよね。
それを大きく混同、勘違いし、「教えてもいないことを怒鳴り散らす」リーダーは五万といます(>_<)
銀行員時代の私は「少なくとも3度程度教えて、ポイントを伝えて、それでも同じ過ちを繰り返すのであれば、怒鳴り散らすのも、ある意味有り得ることでしょう。教えもしないで怒鳴り散らすのはリーダー(上司)である自分の自己顕示、自己満足以外の何物でもない」と、よく愚痴っていました(^^)
リーダー(上司)がメンバー(部下)の能力を最大限に伸ばしたいと真に思うのであれば以下の2つを行なってはなりません
ひとつは、「教えてもいないことを怒る」
もうひとつは「結果のみで怒る」
これだけで、メンバー(部下)は自らのポテンシャルを発揮し始めることと思います。
このようなことを、理解できないリーダーが多すぎます。そのようなリーダーは「俺たちは、そうやって育ってきた」「言わなくてもわかるだろう」「自分から学ぶ気持ちが無さすぎる」などが口癖となっているはずです。
なぜ、そのような結果になっているのか、その要因の分析を行なうべきです。少なからずリーダーに要因があるはずです。