銀行の看板が外れたとき・・・

強い風雨で・・・とか、大型の台風が来て銀行の看板が外れちゃいました・・・という話ではもちろんなく、私自身は5年くらい前に銀行の看板(後ろ盾)が外れました

会社の看板が外れた時に「自分を単純明快に表す言葉」がなかなか無く、説明に苦慮したことを覚えていますし、いまでも多少そのように感じることもあります

自分で事業を始めようとする起業者の方や、経営者の方々は同様な感覚になったこともあるのではないかと思います

自分自身のブランド(パーソナルブランド)をどのように構築していくか、自社と他社の違いをどのように理解して頂くか

ほぼ飛び込みに近い営業を繰り返し、多くの支援機関の方々とお会いする機会を通しながら、自分自身をしっかりと伝え、知って頂くことの難しさを、最近また感じているところです(^-^)

当事者意識

中小企業の経営者の中には「従業員全員が経営者であるという気持ちをもって仕事に臨んでほしい」と言う方も少なくありません

言っていることは、その通りですが、その真意は従業員の方々にはなかなか伝わりにくいものです

例えば、営業実績が芳しくないときに、営業のトップ(部長やリーダーなど)に「営業実績の回復のためにはどうしたらいいと思いますか?」と問い掛けたとします

その回答のほとんどは、「営業実績が芳しくない外部要因」を嘆きます

景気が良くないから、主要取引先の業況が良くないから、市場が停滞しているから、原材料コストが上昇しているから等々

「いや、あの回復のために出来ることは何だと思いますか?」とさらに問い掛け直すと、景気が良くなれば、主要取引先の業況が落ち着けば、市場が活発になれば、原材料コストが低下すれば・・・という返事がほとんどです

これは、よくよく考えてみると、全て「他者」=「外部環境」に関わることであり、他社に依存しているに過ぎないということがわかると思います

営業実績が芳しくないのは、まさしくあなたの勤める会社のことなのですが、批評、評論のオンパレード(^-^)

言葉にすれば、当事者意識=自分のこととして問題を捉えていくところから始めましょう(^-^)

社員だから、パート・アルバイトだから

社員だから、パート・アルバイトだからという勤務形態で事業改善への取組みが違うことはない、ということをあらためて感じました。

その会社が、さらに良くなるように、少しでも良くなるように、ともに働く者として、自分に出来ることは何だろうと、考える気持ち、思う気持ちが大切ですよね

多くの中小企業に訪問、面談させて頂いています

従業員(社員、パート・アルバイト)とのミーティングに同席させて頂くことも少なくありません

社長ではなく、自分たちがこの会社を作り上げているんだ、という意識を持っていただくと、より働きやすい環境を作り出すこともでき、やがて本業が改善され、事業はより良い状態に進むということは間違いのないところです

楽しく仕事をしていく時に、社員だから、パート・アルバイトだから、という発想はそもそも必要の無い部分なのだと思いますよね(^-^)

伝統と歴史は、変化することから生まれる

SWOT分析などをはじめとして、自社をより深く理解する手法をたくさんあります。自社分析、実態把握、現状認識・・・

事業を展開し、まさに日々経営をしているときには、あらためてフラットな気持ちで自社分析をするということは難しいことではあります

しかしながら、長い間、事業を継続している企業は、まず自社を知り、そして他社や世の中の事業環境を知り、自社の良さ(強み)を活かしながら、日々変化を遂げているものです

安定した事業継続は、信念を持ち、ブレることなく、日々変化を遂げることの連続により成り立っている、ということを感じた一日でした(^-^)

令和元年はインプットを意識した1年に!

令和元年となりましたが、令和になったからというわけではなく、今年度1年はウィステリアとしてはインプットを意識した1年としていこうと考えています

インプット = 吸収

勉強はもちろん、アンテナを上げて西へ東へ、南へ北へ(^^)

多くの中小企業と多くの人とお会いする機会を作り、何かしらの力になりたい

そのために、ウィステリア自身も力をつけていかなければなりませんね(^-^)

訪問予定の無い一日

訪問予定の無い一日でしたので、あらかじめやらなければならないことを書き出して、事務所でのデスクワークに臨みました(^^)

この、デスクワークこそがサラリーマンではなくなったことを痛感させられる業務となります

やるも、やらないも自分次第(^^) しかしやらなければ確実にボディブローとして自分に跳ね返ってくる(^^)

セルフコントロール力が充分に高くなければなりません

取引先や、支援機関などに訪問していると、移動をしていることで、なんとなく仕事をしているとついつい勘違いしがちです(^^)

事務所でのデスクワークは、こんなことをしていていいのか?と勝手に焦ったりもしますが、やがて必ず自分の身になるものです(^^)

・・・と、そう信じて頑張らなければ(^^)

VRIO分析

自社を理解するための分析方法として「VRIO分析」と言うものがあるそうです(^^)

V value 経営資源の価値 機会を逃すことなく、また脅威に対応することが可能な経営資源かどうか

R rarity 経営資源の希少性 その経営資源は希少性が高いか、独自性が高いものか

I inimitability 模倣困難性 模倣が困難な経営資源かどうか

O organizations 組織 それらの経営資源を有効に活用可能な組織体制があるかどうか

難しい言葉が並んでいるので呑み込みにくい部分もあるかとは思いますが、ゆっくり時間を掛けて理解していこうと思います。

創業者にも言えることですが、経営者が事業継続性を高め、経営判断を行なうときには、いずれにせよ自社の現状認識、実態の把握がベースになるというところです。深く理解しなければ、打ち出す戦略がスタートから違う方向に向かうこととなってしまいます(^^)

結果論で語る評論家になっていないでしょうか

中小企業の経営者や従業員の話し合いでの発言を客観的に見てみると、結果でモノを語る、すなわち評論家になっていることが多いものです。

「そんなことはない」と思っていても、言い換えますと「目標や結果を語るのみで、その手段などについては何も語らない」ということです。

例えば「報連相をしっかりしてほしい」と言うのも、そのひとつです。一見、その通りと感じてしまいますが、では「どうすれば改善されるか」と言うことにはまったく触れていません。

報連相が出来ていないから、しっかりやれ

売上が上がっていないから、上げろ

現状把握、要因分析が不十分で、具体的な手段や目的達成のための過程については、語っていません。

ほとんどの企業がこのような状態を繰り返しているにすぎません

結果論であれば、だれでも語れます

今後どのようにしていくかを語るべきだと思います(^^)

新元号「令和」発表

事務所でネット配信の映像を見ていました(^^)

「令和」

いい響きです

一方で年配の方や、滑舌のあまり良くない方(私も(^^;))などは「ら行」が発音しにくいということも・・・

早速、「新元号は令和になりましたよね」と客先で言ったところ「電話?」と聞き返されました(^^) 「れいわ」「でんわ」

「令和」を使った企業名、学校名なども増えるのでしょうね

ネットの画像