コミュニケーション

社内のコミュニケーションを円滑にすることは、やっぱり大切なんだなぁと、今日もまた感じたのですが、経営者にとってみると、円滑なコミュニケーションが、業績の回復にどのように繋がっているのかは感じにくいものです。

営業の強化や、製造工程の改善など、目に見えて改善がわかるものは、経営者としては納得しやすいものです。

コミュニケーションが図られると、従業員のモチベーションが改善し、意見や行動が自発的なものになります。同じ業務でも、いやいややるよりも、前向きに取り組めるほうが品質の良いものが出来ます。同時に効率的になるものです。

この小さな変化の積み重ねにより、事業の改善が図られるのです。

ただ、もう少し論理的に説明し、経営者に納得してもらわないと、こちらの思惑とは違う方向に進んでしまいます。

様々な経験をしながら、よりよいかたちで企業に提供していきたいですね。

秋晴れの空です

二宮金次郎(尊徳)

二宮金次郎は小田原市栢山(かやま)という土地で生まれました。小田急線の栢山駅という駅がありますが、その栢山(かやま)です。

私が小学校の頃は、2年生か3年生の頃の遠足は、必ず二宮尊徳の生家、記念館に行っていました。二宮尊徳生家

小田原市栢山はさほど遠くもなく、あらためて考えることもなかったですが、ちょっとした知り合いの方々が、二宮金次郎について熱いトークをされていましたので、小学生の時以来、二宮金次郎について、少し学んでみようかなと思っています。

訪問先企業の側にある二宮金次郎の石碑

まずは、紹介された本を購入してみようと思います(^^)

二宮尊徳の経営学

この本が初心者にはお勧めのようです(^^)

創業は、自分のたな卸しから始める

創業しようとする人の中には、今まで自分がやったことの無い事業を開始しようとする人もいます。フランチャイズの事業だから・・・、スポンサーがいるから・・・、既に顧客(取引先)の目処がついているから・・・など、事業が成り立つ可能性の高い根拠を持っている人もいます。

しかしながら、知識や経験の少ない事業を開始して、事業を継続していく人は、非常に少ないものです。

創業は誰でもできます。しかしながら、その後、事業を継続していくことは非常に難しいものです。

価格設定ひとつを考えても、これまでの経験があれば、まず凡その価格帯の見当がつきますが、初めての場合は、外部の情報などから、想定をしていかなければなりません。

企業を考えるならば、まずは、これまでの自分自身の知識、経験を見直す=「自分自身のたな卸し」を実施しましょう。その知識と経験を活用できる事業は、実現可能性の高いものとなると思います。

事業承継

事業承継とは、代表者である社長が息子や娘に経営を承継する、従業員に事業を承継する、第三者に事業を承継する、の3つに分けられます。

関係する人が、多くフィーを受け取れるのは、第三者への事業承継です。それもあってか、事業承継というと、M&Aが取りざたされます。

しかしながら、本来は後継者(身内、従業員)への円滑な事業承継により、事業を安定的に継続していくことが望ましいとも考えています。

平成30年4月1日に「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律(経営承継円滑化法)等の一部を改正する法律(承継円滑化法)」が施行されました。

中小企業は、経営承継円滑化法の認定を受けると以下の支援を受けることが可能となるようです。

① 税制支援(贈与税・相続税の納税猶予及び免除制度)の前提となる認定

② 金融支援(中小企業信用保険法の特例、日本政策金融公庫法等の特例)の前提となる認定

③ 遺留分に関する民法の特例

中小企業庁 経営承継円滑化法

中小企業の皆さんに、情報の提供と事業承継の支援を進めていきたいと考えています。経営承継円滑化法の概要

「出る杭は打たれない」年頃

「お山の大将」と毎回通信簿に書かれているような感じでしたが、いろいろありまして(^^)、ずっと、あまり前に出ないほうが良いと感じていました。それはそれで、謙虚でいることは楽なので、やがて必要以上に自分を卑下するようになっていたのかもしれません。

事業承継や企業再生を考える集まりに参加する機会がありましたので、もう年齢も年齢ですし(^^)、少し前に出ても「出る杭は打たれる」ようなことは無いだろうし、そんなことを気にすることもないかと、少し考えをあらためてみて、良い機会だと勝手に解釈し、今回は(自分としては)結構ズケズケと発言してみました。

結果として、終了後には主催の方にも「良い話し合いが出来ました」と言ってもらえて、その後の飲み会では、そんなに飲んでいないのに、ふらふらになってしまいました(^^)

自分が思っていたよりも、大きな安堵感があったのかもしれませんね(^-^)

普通のアイス烏龍茶で乾杯(^^)

型にはめていくのは得意じゃないと気付きました

中小企業をサポートしていくケースとして、様々な支援制度を活用して依頼されることも少なくありません。そのようなケースでは成果物(計画書などのアウトプット)のフォーマットが決まっている場合があります。報告、提出する基本書式があることは、考えることがなく楽な部分もありますが、型にはめないといけないようで、なかなか進めにくいものでもあります

中小企業を数多く見てきていますが、(当たり前ですが)同じ状態の企業はひとつとしてありません。逆に言えば、同じように進めていくことは、サポートの質の低下を招きます。

報告、提出する基本書式にとらわれることなく、状況に応じたヒアリングを自由に進めていくことのほうが、より企業の実地把握が進むということに気付いた一日となりました(^^)

ミーティングは必要不可欠

25年以上前のバブル崩壊、9年前のリーマンショック、7年前の東日本大震災などの平成のなかで、中小企業支援の決まり文句として「コストカット」や「ミーティング不要論」が横行しているような気がしてならないのです。(あえて「横行」としましたが)

ちょっと財務を見ると、役員報酬をはじめとする人件費や旅費交通費、接待交際費などの削減という所謂「コストカット」を指摘(アドバイス)する人もいますが、中小企業はここ10数年で削ることの出来るコストは、(それなりに)削減してきているのです。

同様に、目には見えない効果や、内容の検証を充分にすることなく、表面的な事象のみを捉え、削減ありきで「ミーティングの廃止」を指摘(アドバイス)をされる人もいます。

上場会社などの大企業、中堅企業に勤めた経験のある方なら、本当に「不要なミーティング」、「不毛な会議」に遭遇したことがあると思います(^^)

しかしながら、中小企業において、基本的に「不要なミーティング」は無いと感じています。業績の回復、円滑な業務遂行においては、社内全体の意思統一、情報や認識の共有のレベルアップは必要不可欠であり、そのためにミーティングは不可欠なものです。

中小企業の現況、事業実態などの把握を進めることなく、単に「コストカット」として人員を削減したり、「ミーティング不要論」をかざして、ミーティングの大幅削減を実施したりして、事業が改善しないばかりか、急激な業況の悪化を招いている中小企業を数多く見てきています。

現状の把握に努め、いま何をすべきかを見つめ直しましょう(^^)

雲の上の山々

 

平成最後の?藤沢ちょい飲み

藤沢のちょい飲みに行ってきました

藤沢ちょい飲み公式ページ

流行語大賞にもノミネートされている「平成最後の」というフレーズのもと(^^)

お寿司付き
中〆のうどんセット(^^)

最後に、美味しいマグロ?カツオ?のなめろうのようなおつまみの出るお店に行ったのですが・・・、中〆でうどんセットを食べてしまい(>_<) ちょっと箸の進みが遅くなってしまいました。ごめんなさい。

焼き鳥

面識のある方々の多くは、前日に参加したようで、藤沢の街を歩いていても知っている方にはお会いできなかったのは残念でした。

ラクレット

新しい元号になったら「○○最初の」藤沢ちょい飲み、に参加したいと思います(^^)

お役人と、先生と呼ばれる方々と・・・

「人は、先生と呼ばれるようになったら終わりだ」などと耳にすることがあり、数年前までは一方的にそう考えていました。とはいえ、最近では自分も「先生」と呼ばれることがあったりして、「先生と呼ばれて、驕ったら終わりだ」と自分に言い聞かせています(^^)

同様に「お役人は・・・」とか、「銀行員は・・・」などと業種で人柄を決めつけて見てしまいがちですが、そんななか、非常に丁寧で、事務的ではなく、心遣いの行き届いた人にお会いすると、妙に感激してしまいます。

中小企業を支援、サポートしていこうとする気持ちが重なったような感じがすると、次の仕事に向かう元気も倍増するものです(^^)

外に出ると、雨が降っていましたが、晴れ晴れとした気持ちで次の予定に向かいました(^^)

熱くなってしまいます

中小企業の経営者の方々にお会いして、話をしたりすると、ついつい熱くなってしまうことがあります

創業の時にアドバイスをくれる士業やコンサルタントなどの第三者の方々は、多くは事業の成功に向けてのアドバイスを経営者の方々に送ると思うのです。それは、テクニック(方法)が多いと思うのです。

方法は、その出発点となる事業の存在意義などの要因を間違えると、あらぬ方向にずんずんと進んでしまいます。

創業間もない人も、何年も事業を続けてきた人も、思ったように事業が進まない、売上が上がらなくなると、多少行き詰った感じになりがちです。

そのような場合に、出発点で要因を深掘りしていないと、様々なテクニック(方法)を駆使しても、事業はなかなか浮上しないものです。

中小企業の経営者にお会いすると、沢山のテクニック(方法)を口にする方が多いのですが、「もう一度、自社の存在意義」を考えてみましょうと繰り返します。

これが、なかなか伝わらないので・・・熱くなってしまうわけです(^^)

外に出ると、深く息をして、次の策に頭を巡らせるのでした(^^)