信頼を得るために為すべきこと

銀行員も、中小企業の営業も、コンサルタントも、本来の業務とは直接関係のないところであるものの、取引先(お客様)の役に立ちたい、役に立たなければならない状況に遭遇することがあるでしょう。

そのような場合、取引先(お客様)は特に広く、深い知識を教えてほしいということでもなく、また、特に有益な情報やアドバイスの提供を求めているわけではありません。

取引先(お客様)の状況を理解し、感じている課題などに耳を傾けてくれることを求めています。

こちらとしては、単に理解し、話に耳を傾けるだけではなく、いかに取引先(お客様)の側に立っているか(共感)、また、こちらの意見を丁寧に情熱をもって伝えるか、そしてそれが、取引先(お客様)に伝わっていなければなりません。

そこまでいって、ようやく信頼構築の入り口に立てる感じでしょうか。

話している取引先(お客様)の変化が目に見えてきます。一旦信頼を得ることが出来れば、適切なアドバイスも、より一層威力を発揮するものです。まずは、いかに信頼を得ることが出来るか、ということですね。