下がったモチベーションをどのように上げるか

支援・サポートしている中小企業の従業員もそうですが、自分自身もモチベーションが下がってしまう時期もあります。「昨日は下がっていましたが、今日は上がっています」というのは、モチベーションというよりは、「テンション」というべきでしょう。

もう少し、根っこのほうにある「動機付け」がモチベーションですよね。これは、「希望」や「遣り甲斐」を「自分で探して(考えて)、自分で見つける」ほうが、よりブレずに、揺るぎないものとなります。

しかし、なかなか自分で見つけられない。また、見つける(考える)余裕が無いほど追い込まれている状態に陥っている場合もあります。そんな時は、少し「離れる」ことも必要です。自分に少し変化をつけることが出来ないのですから、環境に少し変化をつけるのです。

そうしたら、「意義」を考えるために「自分の棚卸し」をしてみましょう。自分以外の人が考える価値は、自分の「遣り甲斐」になるとは限りません。自分は何をしたいのか、自分はどうなりたいのかという、少しだけ遠めの中長期的な想定(ビジョン)を朧気ながらでも描けたら、あとは、そこに向かうために、いま何をすべきか、何が出来るか(短期的な視点)を考えてみましょう。

考えるときに、ひとつだけ大切な要件(条件)があります。それは、「それをすることは、楽しいか」「自分自身が楽しめるか」ということです。

下がったモチベーションを上げる・・・と考えると、いきなりネガティブな発想から始まりますから、単にモチベーションを上げる、テンションを上げることを考えてみましょう。

そんなに、急激な変化は、最初から期待はできません。自分自身を少し長い目で見てあげましょう。

雨模様(^-^)