世の中は新年度 気持ち新たに

中小企業ですと、うちも含めて「4月に入って新たな気持ちで」という雰囲気を忘れがちになります。人が新たに入るわけでもなく、いつもと変わらぬ職場で、いつもと変わらぬメンバーで。

まだまだ桜

でもそこはひとつ、「新たな気持ち」になる雰囲気づくりを実施していくとともに、経営者も(一般的な)新年度を意識してみるのもいいと思います。

世の中の空気を感じて、足元の状況を見つめ直したり、従業員の士気向上(モチベーション向上)策を考えてみたり・・・。

最近、中小企業に伺うと、よく耳にするのが「働き方改革」という言葉です。その中には働きやすい「環境整備」というの言葉が出てきます。経営者やリーダーにとって「環境整備」というのは役割のひとつと言えます。

従業員や、仲間のひとりひとりが持っている能力、スキルを充分に発揮できる環境、ムリやムダがなく、前向きに仕事に向かえる環境をどのようにすれば整えられるかを考えることです。

ついつい、上から強制しがちですが、会社に帰属する個々人が前向きに仕事に取り組むことが出来れば、効率化は自然と進んでいき、求めていた成果が現れ始めるのです。容易なことではないですが、この4月の間に少しだけでも想いを巡らせてみるのも良いのではないでしょうか。