中小企業再生支援は三者で進む

中小企業再生支援は、企業と金融機関とコンサルの三者のベクトルが揃って加速する。今日はあらためて、それを実感しました。中小企業の経営者が変化することがスタートですが、金融機関が中小企業の事業に目を向け、中小企業に寄り添った支援を実施し、コンサルタントが中小企業をバックアップする。三者のベクトルが揃って成り立つものです。

業績が多少上向くと、変化しかけた経営者がまた従来の経営に戻ってしまったり、或いは金融機関が事業面に目を向けることを止め、債権の回収や、新規与信などに力を傾け始めると、途端に企業の再生・改善の足が止まってしまいます。

風邪は治りかけが大事!、というように、中小企業も良くなり始めたところが肝心です。経営者はもう一段の改善努力が必要ですし、金融機関は今暫くの支援強化が必要となります。

そのタイミングを超えて、完全に風邪が治れば、そうそう風邪はひかないものです(^-^)もう一息です、頑張っていきましょう!!